【単価アップ】施術単価 を1時間1万円が最低ラインにしないといけない理由

サロン 集客 施術単価 1万円

サロンや整体院にとって、 施術単価 をいくらにするのか?

というのは、 結構難しい問題ですよね。

でも、 小規模な個人サロンや整体院の経営を安定せるには、 単価を上げることが必須です。

じゃぁ、 どれぐらいにすればいいのか?

というと、 1時間あたり1万円が最低ライン。
ちゃんと、 根拠もあります。

でも、 値上げをするとお客さんが離れてしまうかも。

あるいは、 集客できなくなるかも。

そんな不安があって、 なかなか 値上げ に踏み切れない。

なんてことで悩んではいませんか?

もし、 そうなら牛丼を理解することで、 値上げへの道標が見えるようになります。

牛丼とすきやき丼の違いはどこに・・・?

牛丼に値段をつけるならどれぐらいでしょう?

吉野家などの代表される大手チェーン店だと、 280円~380円ぐらい。

定食屋や食堂なんかだと、 高くても7~800円ってところでしょう。

でも、 すきやき丼だとどうでしょう?

1,500円。2,000円でも納得感がありますよね。

何が違うんでしょうか?

牛丼とすき焼き丼って、 ほとんど同じ材料でできてますよね?

下手すると、 すきやき丼はネギや豆腐、 しらたきなんかの具も入るので、 ほとんど牛肉の牛丼よりも原価が安い可能性だってあります。

なのに、 なんですきやき丼は2,000円以上してもOKなのに、 牛丼だと300円ぐらいになってしまうのでしょう?

価格の妥当性はどこから?

それは、 比較対象が違うから。

牛丼というと大手チェーンの280円や380円というイメージが強い。なので、 多くの人はその値段を基準にして値段を判断します。

一方、 すき焼きときくと、 それだけで「ぜいたくなご馳走」というイメージがあります。

でも、 すき焼きを料理屋さんに食べに行くと、 5,000円や6,000円は当たり前。

高級店だったら1万円、 1万5000円だってめずらしくありません。

それを基準に考えるから、 すき焼き丼が2,000円だとしても、 別におかしいとは思わないのです。

人は価格に対する絶対的な物差しを持っていない

お客さんは、 商品やサービスの絶対的な価値を理解しているわけではありません。

ものの値段に限らず、 人間はこれまでの経験と比較することでしか、 物事の基準を判断できないのです。

サロンの場合、 クイックマッサージと比較されるようなサービスや施術内容だと、 30分2,980円のマッサージ店と同じ土俵で比べられることになります。

施術単価を30分10,000円にしたければ、 30分2980円のクイックマッサージではなく、 10,000円で施術をしている競合と比較されるようにしないといけません。

周りのお店が牛丼を提供しているからといって、 あなたも牛丼で勝負する必要はないのです。

値上げ のポイントは【Apple to Orange】

また、 さらに単価をあげるには、 まったく違う他のサービスと比較する方法もあります。

たとえば、 あなたが姿勢矯正をしているなら、 同じ矯正や整体ではなくエステや美容整形と比較することで、 「整体なら高いけど、 エステに行くよりも安いしな」と感じてもらうこともできます。

もしも、 まわりにすき焼き丼がいっぱいなら、 ステーキやお寿司と比べればいいのです。

似たようなサービスを提供している競合と、 同じ土俵で勝負していると、 最終的には価格競争に陥ってしまいます。数年前の牛丼チェーンがいい見本ですよね。

そうなったとき、 最終的に勝ち残るのは、 体力=資金力のある方。

桁を数えるのが嫌になるぐらい貯金があるのなら別ですが、 個人サロンではそんなことになっちゃうとすぐに潰れてしまいます。

そうならないためには、 すき焼き丼で勝負していきましょう^^

1000人に10円ずつもらうと、 、 、

あなたも小さい頃、 こんな妄想をしたことがありませんか?

1人に10円ずつもらって、 1000人にもらえば1万円♪

金額と人数に違いこそあれ、 誰でも一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか?

1人10円ずつなので、 たぶんほとんどの人はくれますよね。
でも、 それを1000人にもらうってどうでしょう?

メチャクチャ大変そうじゃないですか?

そもそも、 1000人にお願いするだけでどれ位の時間がかかるか分かりません。

それだったら、 1万円くれる人を探して「1万円ちょうだい」という方が、 はるかに簡単だし、 時間も少なくてすみますよね。

サロンの経営もこれと同じです。

単価が低いとたくさん集客が必要になる

例えば、 1日に5万円を売り上げようとした時。

施術単価が2500円だと、 20人に施術しないといけません。

スタッフがたくさんいるサロンだと、 回転数をあげることができるので無理な数字でありませんが、 1人でとなるとかなり大変です。

1回の施術が5~10分ぐらいで終わるなら、 時間的には可能だと思いますが、 それでもお客さんの入れ替えや次の施術の準備などを考えると、 もうバタバタです。

一方、 施術単価が1万円だとどうでしょう?

1日に5人施術するだけで、 売上達成です。

回転数をあげて、 薄利多売で売上を稼ぐことができない以上、 1人サロンや整体院で低単価というのは、 絶対の絶対にやっちゃいけない戦略です。

じゃあ、 どれぐらいの単価がいいのか?
というと、 冒頭でも書きましたが1時間1万円が最低ラインです。

そんなン、相場より高いよ!

と思いますか?
施術料金を決めるときに相場を見ている、その考え方がそもそもの間違いなんです。

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ABOUT US
山口 稼頭也
<年収1000万サロンナビゲーター> 1975年12月27日生まれ。大阪府富田林出身。 自身、脱サラして1人整体院の開業から、様々な失敗や紆余曲折を経て約2年で年収1000万円を達成。 現在も同じ整体院を経営しながら、現場で実践済みの、すぐに役立つアイデアや解決策を活用したコンサルタントも行う。  ★詳しいプロフィールはこちら★