独立開業はギャンブル じゃない

独立開業はギャンブル じゃない

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独立開業はギャンブル だ!なんて考えていませんか?

運良くいけば、たくさん儲けて、収入もアップ!
運が悪ければ、経営がうまくいかずに、借金を抱えることになるかも。。。

こんな考えをしているなら、独立開業なんてしないほうが身のためです。

独立開業はギャンブル じゃない

いきなりですが、僕はギャンブルに、全く興味がありません。

パチンコは学生時代に誘われて数回行った程度。
阪神競馬場が家の近くなので、子供を連れて遊びに行くことがありますが(キッズエリアが併設されています)、馬券を1回も買ったことがありません。
麻雀はゲームで覚えましたが、お金をかけてやろうと思った事がありません。

別に父親がパチンコ依存だったとか、お金を損したくないからとか、興奮する楽しさがわからないとかではなく、全く興味がないのです。
ギャンブルにハマっている人を見ると、「あぁ、アホやな」と思うだけ。

だから、カジノなんて行きたいと思ったことすらありません。

独立開業にはギャンブル的要素は、まったくないし、即断即決ができる人の特権でもありません。
反対にギャンブル的要素を感じながら経営をするということは、経営者失格です。
むしろ慎重に石橋を叩いて渡るぐらいの方が、経営者に向いているといえます。

やるべきことをやらないからギャンブルになる

じゃぁ、経営に失敗して廃業・閉店していく人は、運が悪かったんじゃないの?

運なんて関係ありません。
やるべきことを、きちんとしていないから経営に失敗するし、ギャンブルになってしまうのです。

自分のサロンの近くに、有名なチェーン店が出店した。
もともと競合が少ない地域に出店したのに、どんどん競合が増えてきた。
ショッピングモールができて、人の流れが変わった

などなど。

こんな事で運が悪いとか言ってると、経営なんてできません。
そもそも、周りの環境が変わらないという前提で、サロン経営をしていることが間違い。

環境なんて、常に変化し続けていきます。
消費者の好みや動向も、ず~っと変わっていきます。

こういう施術やメニューが人気がある
このエリアには人が多く集まる
駅のこっち側の方が、人通りが多い

でも、これって単に「いま」の話ですよね。

昔からずっとそうだったわけじゃないし、今後も続く保証なんてありません。
環境の変化に柔軟に対応して、自分も変化し続けないと、サロンの経営はできません。

独立開業するには、勉強も修行も調査も準備もテストも勇気も必要です。
ときには、即断即決が必要なこともあります。

でも、基本的にはしっかり考えて、慎重に物事をすすめる。
特に初めて独立開業する場合は、慎重にも慎重を重ねるぐらいの気持ちが必要です。

とはいえ、石橋を叩きすぎて、いつまでたっても渡れない、なんてことになると笑い話にもならないので、注意しましょうね。

遠くても高くても行きたいサロンの条件とは

サロンを開業するためには、考えること、決めることが、山のようにあります。

大きなところでは立地、メニュー、金額、内装、外装、設備などなど。
小さなところでは、タオルの色、スリッパのデザイン、アロマの匂い、BGMなどなど。

でも、どうやって決めていけばいいの・・・
なんて悩んでませんか?

まずは、あなたが理想とするサロン像を思い描きます。
そして、その特徴を100個書き出します。

このときに「遠くにあっても、値段が高くても行きたいと思うサロン」を意識してください。

近い・安いと言うのは、サロンを選ぶときに、強力な魅力になります。
でも、じつはめちゃくちゃ弱くもあります。
「近くて安いから」で来ているお客さんは、もっと近くて、もっと安いサロンができれば、あっさり乗り換えます。

だから、遠くても高くても行きたいと思うサロンの条件を考えてみてください。

例えば、

施術の内容
1人貸し切り施術
骨盤矯正がある
痛くない

設備
着替え完備
シャワーがある
清潔感がある

接客
心地よい距離感
丁寧な言葉づかい

業態
テナント形式
土日も営業
夜遅くまで受付

など、思いつく限りのことを書き出していきましょう。

ペルソナに当てあはめて考える

次に100個出した条件が、自分の独りよがりになっていないかを見直します。

そのときに役立つのがペルソナ。
あなたが作ったペルソナの視点で見て行きたいサロンになっているかを考えます。

ペルソナの視点で見て「これは違うな」と感じたら消していき、また100個になるまで追加します。

サロンが繁盛するために ペルソナ を作るべき3つの理由

2016.10.15

近くても安くても行きたくないサロンの条件

次に、行きたくないサロンの条件を挙げていきます。
今度は行きたいサロンとは逆に、「安くても近くても行きたくないサロン」について考えていきます。

例えば、路面店、うるさい場所にある、タバコの臭がする、説明がわかりにくい、清潔感がない、営業がしつこい、などなど。
こんなサロンは嫌だ!と思うことを、どんどんピックアップしていきます。

そして、またペルソナ視点で見ていきます。
で、数が減ったら100まで増やす。

結構大変ですが、頑張ってください!

繁盛サロンへの道は細かいことの繰り返し

これで、繁盛サロンの基礎となる条件がわかりました。
もちろん、これだけでは不十分で、マーケティングを磨いていく必要がありますが、
少なくとも「行きたいサロン」のリストを実現し、「行きたくないサロン」のリストを除外していけば、繁盛サロンの基礎を作ることができます。

反対に「行きたいサロン」のリストが実現できていなくて、「行きたくないサロン」の条件ばかりが揃っていると、お客さんは来なくなります。

あなたが、これからサロンを始めるなら、このリストをもとにして作っていってください。
すでに、サロンをオープンしているのなら、「行きたくないサロン」になっていないか、チェックをしてみましょう。

100個まで条件を増やすのは、かなり大変だと思います。
でも、これをやるのとやらないのとでは、今後のサロン経営が大きく変わってきます。

こんな細かいことを・・・と思うかもしれませんが、経営とは小さいことの積み重ねです。
小さなアイデアや改善を日々繰り返すことで、繁盛サロンへになることができるのです。

まずは、「遠くても高くても行きたいサロン」と「近くても安くても行きたくないサロン」の条件を100個出すところから、始めてみましょう。

迷っていても、何も変わらない

リスクを背負い込むことが、独立開業ではありません。

迷うなら、どんどん迷いましょう。

そうすると、決断するために、色々なことを考えるし、人に相談して意見も聞けば、本も読む。
ネットでも調べもします。

それだけでも、勉強になるし、吸収することはあるはず。

でも、迷っているだけでは、何も変わりません。
進むか、退くか。
独立開業するか、しないか。
どこかで決断しなければ、いつまでたっても迷い続けることになります。

でも、色々考えすぎて分からない、決めきれない。。。
頭の中だけで考えていても、同じところをグルグル回ってしう。。。

そんなときは、気になることを全部書き出しましょう。

A/Bテストで、客観的に見る

①A4のレポ-ト用紙を2枚用意します。

別にレポート用紙でなくてもいいですが、紙が2枚に別れていることがポイントです。
ノートを使う場合は、ページを切り取りましょう。

②それぞれの左上に「A案」・「B案」と書きます。

③「A案」の紙にメリットを書き出す。

自由な時間が増える、収入が増える、人間関係に煩わされない、好きな施術ができる、無理な営業をしなくていい、などなど。
独立開業するメリットを、思いつく限り書き出していきます。
雇われの状態で不満や不安に感じていることを考えると、書きやすいですよ。

④「B案」の紙にデメリットを書き出す

次に、独立開業するデメリットをリストアップしていきます。
収入が減る、借金ができる、今より忙しくなる、休めないなどなど、イメージでいいので、独立開業すると起きるかもしれないデメリットを、ツラツラと書き連ねていきます。

⑤「A案」と「B案」を見比べる

書き上がった2枚の紙を並べて、見比べます。
両方を見比べると、またメリット・デメリットが出て来ることがあります。
その時は、書き足していきます。

で、両方を見て考えます。
独立開業することは、自分にとってメリットが大きいのか、デメリットが大きいのか・・・
メリットが大きいと思ったなら独立開業するべきだし、デメリットが大きいなら独立開業しないほうがいいでしょう。

環境要因を分析する

これでも決めきれない。。。
そんなあなたは、もう一つのABテストをやってみてください。

やり方はさっきと同じです。
書き出すのは

A案:独立開業を後押しする要因
B案:独立開業を妨げる要因

の2つ。

A案には、今の収入が少ない、勤務が不規則、旦那さんの仕事がこの先どうなるか分からない、自宅に使っていない部屋がある、などなど。

B案には、子供が小さい、開業資金がない、ご主人が反対している、などなど。
この時、さらに一歩すすんで、B案の阻害要因は解決できないのかどうかを考えます。

子供が小さいのは、時間が経てば解決されます。
開業資金は貯めればいいし、家族や親族に貸りる、融資を受けるという解決法もあります。
ご主人が反対しているなら、説得できないのか、そもそも説得しないといけないのか。

そして、A案とB案を見比べて考えます。

自分には、独立開業できる環境があるのかどうか。
もし、いまできないなら、いつになれば環境が整うのか。
もしくは、整わないのか。

頭の中でだけ考えていても、あまり思考は進みません。
気になること、思いつくことを出来る限りリストアップして、客観的に見比べるようにしてください。

そして、できれば「独立開業する」と決断してくれたら、僕は嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
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サロン集客塾 羅針盤の山口でした。

7つの繁盛法則

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ABOUTこの記事をかいた人

山口 和也

<年収1000万サロンナビゲーター> 1975年12月27日生まれ。大阪府富田林出身。 自身、脱サラして1人整体院の開業から、様々な失敗や紆余曲折を経て約2年で年収1000万円を達成。 現在も同じ整体院を経営しながら、現場で実践済みの、すぐに役立つアイデアや解決策を活用したコンサルタントも行う。  ★詳しいプロフィールはこちら★