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サロンを経営するとき、頭に入れておかないといけない、大事な視点があります。
それは、見込み客にとって、あなたが提供しているサービスや 施術は障害物 だということです。
施術を受けたいとは思っていない
あなたのサロンの見込み客も、すでにリピータとしているお客様も、ホントのところ、誰もあなたの施術を受けたいとは思っていません。
本当に求めているのは、結果です。
例えば肩こりの人がいたとします。
この人の欲求は「肩こりが楽になる施術を受けたい」ではなく、「肩コリを無くしたい」です。
また、エステに通う女性が求めているのは「キレイになった自分」です。
つまり、施術を受けた「結果」だけが欲しいのです。
過程には興味がない
見込み客は、施術でどんなことをするのか、何をしてくれるのかなど、施術の内容やプロセスには興味がありません。
一足飛びに望む結果が得られるのなら、施術は不要だし、そのためのお金も時間も使いたくない、というのが見込み客の本心です。
なんでスポーツジムに通うのか?
ダイエットのために運動をしたくて、スポーツジムに通う人は沢山います。
じゃぁ、この人達が運動をするというプロセスを求めているかというと、そうではないですよね。
ホントに欲しいのは「ダイエットして痩せた自分」です。
だから、みんな「飲むだけダイエット」や「寝るだけダイエット」など、楽で簡単な方法を選ぶんです。
で、大体は失敗します。
もちろん、ホントに運動そのものが好きで、運動することを求めてジムに行っている人もいます。
この場合は「運動を楽しんでいる自分」が結果になります。
でも、そういう人って、ダイエットの必要はないですよね。
あなたの施術は障害物
楽して簡単に肩こりがなくなる、きれいになる、痩せるといった結果を求めている見込み客からすると、あなたの施術は、欲しい結果への道をふさぐ障害物でしかありません。
しかも、お金も時間も奪われるとなったら、ぜんぜん欲しくないですよね。
結果にフォーカスする
でも「障害物だから避けて通ってください」では、サロンの経営は成り立ちません。
だから、障害物が道をふさぐジャマなものではなく、必要なステップなんだよ、と認識してもらわないといけないのです。
見込み客は結果にフォーカスしているのに、あなたの施術がどんなに素晴らしくて、それをいくら伝えたところで、施術=過程にフォーカスしていては、受け入れてもらえません。
あなたが、自身の施術にどんなに卓越していて、自身を持っていて、実績があっても、ハッキリいってお客様は興味ありません。
あなたの施術はお客様にとって障害物だと考え、じゃぁ、どうやって障害物避けずに受け入れてもらうかという視点を持つことがとても大事です。
もし、あなたが、なかなかリピートがとれない、続けて来てもらえないということで悩んでいるなら、それは「施術」にフォーカスしているからかも。
一度、カウンセリングなどで話している内容を思いかえして、チェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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サロン集客塾 羅針盤の山口でした。
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