競合との違いを明確に差別化して、集客力をググっと強くする7つの方法

競合 差別化する方法

競合と差別化 することが、集客には大事だ~!
マーケティングや経営関連の書籍を読んでると、よく書いてます。

でも、どうやって差別化すればいいの?
なんて悩んでる人にオススメの競合と差別化するための7つの方法をご紹介します。

その7つの方法とは、こちら。

競合と差別化する7つの方法
  1. ターゲットで差別化する
  2. 専門特化する
  3. ベネフィットをずらす
  4. 最終ゴールをベネフィット化する
  5. 独自メソッド
  6. 他にないオファー
  7. 先制の戦略

さらに、番外編として一番強力な方法を最後にご紹介します。

でも、差別化の方法を解説する前に、なぜ差別化が難しいのか?について、お話しておきましょう。

差別化が独りよがりになってることが、集客がうまくできない原因

あなたが他のサロンよりも優れているから 差別化 できると思っているポイントも、お客さんでは気づけない「わずかな差」だったりしないでしょうか?

さらに言うとマニアックなことになっていませんか?

差があるかどうかを判断するのはお客さんです。
お客さんに伝わらない【差】では、差別化 できませんよ。って話です。

僕は1ヶ月に1回ぐらいのペースで、髪を切りに行きます伸びるのが早いので、短くしているときは3週間に1回ぐらい。
ここしばらく同じところに通っていますが、その理由は近所で安いから。

イオンなどのショッピーングモールに行ったついでに、QBハウスで済ましてしまうこともあります。

あなたが髪の毛を切りにいく店は、なんでその店を選んでいますか?

なんとなくという強力な理由

よほどこだわりがある方でない限り「近所だからなんとなく」 じゃないかと思います。
特に男性はその傾向が強いですね。

いまや、理容室美容室はコンビニよりも多くなっているので、近所に限定したとしても他の店を試すこともできるはずです。

でも、他の店を試したことがある人すら少ない。
多くても2、3件程度。

しかも、明確な理由があるわけでなくて「そろそろココにしようかな」 と決めているわけです。
さらになんでそこに通い続けているのかと聞いても、やっぱり「なんとなく」 です。

その差、誰もわかりませんよね?

独りよがりの差別化では意味がない

その一方で売り手の理容師さんや美容師さんたちは、ヴィダルサスーンがうんたら、カリスマのいるどこどこで修行してなんちゃら、自分たちのカット技術について、なんじゃかんじゃと講釈を垂れます。

僕も若い頃は色々な美容室に行きましたが、僕が分かる範囲では、結局は大した差がありませんでした。
美容師さんには「なんで違いが分からへんねん!」 て突っ込まれそうですけど。

もちろんプロ同士で比較すれば、そのカット技術の差もわかるのかも知れません。
でも、あなたが美容師でない限り、目に見えてカットの上手い下手がわかるわけではありませんよね。

僕もぜんぜん分かりませんでした。

あなたの「 差別化 」 大丈夫?

これをあなたのサロンや施術に置き換えてみてください。

あなたが他のサロンよりも優れているから差別化できると思っているポイントも、お客さんでは気づけない「わずかな差」 だったりしないでしょうか?

さらに言うとマニアックなことになっていませんか?

そして、お客さんが単に「近いから」 、「安いから」 、「いつも来ているところだから」 という理由で選ばれているだけだったとしたらどうでしょうか?

どれだけ多くのリピートがいたとしても、それはメチャクチャ脆い状態である、ということ。

ちょっとわかりやすい明確な強みをもったところや、良い広告を作れるところ、セールスが上手なところが現れれば、ごそっとお客さんを持っていかれる可能性だってあります。

差別化できているか判断するのはお客さん

差別化しているポイントに、差があるかどうかを判断するのはお客さんです。

明確な差別化ポイントであっても、お客さんにわかりにくければ意味がありません。

お客さんに伝わらない「差」 では、差別化できないのです。

反対に、あなたが大したことじゃないと思っていても、お客さんにわかりやすければ立派な差別化ポイントです。

まずはお客さんの立場に立って、あなたが訴求している差別化ポイントがわかりやすいかどうか、を考えてみてください。

競合と差別化 するのは難しい

競合 差別化 鼻セレブ


とは言うものの。
見込み客がパッとみてわかるほど、競合との際立った違いがなければ差別化が難しいのも事実。
製品やサービスがコモディティ化 (一般化) していけば行くほど、差別化はむずかしくなっていきます。

で、どうなるかって言うと、最終的には値段だけの勝負になります。
例えばティッシュペーパー。
どのメーカーの商品をみても、ほとんど違いはないですよね。
メーカー各社がアピールしてる強み(肌ざわりがいい、なめから、吸水性が高いなどなど)も、ほぼ同じ。

なので、よほどこだわりが無い限りスーパーやドラッグストアで安くなってるのを買う、ってケースがほとんどだと思います。

それを打開すべく、『鼻セレブ』や『カシミアティッシュ』などの高級路線のティッシュもリリースされました。
一時期はこれが差別化に繋がりましたが、いまとなっては各種用メーカーからメジャーなブランドの高級ティッシュが出揃ったことで、結局は高級ティッシュ間での価格競争になってます。

整体院やサロン業界も、2つの理由からこれに近い状況になりつつあります。
1つ目は、単純に整体院やサロンの数が増えたから。
2つ目の理由は、見込み客からすると、数ある整体院やサロンの違いが分からないから。

「ウチの施術はこんな事やってて、■▲#?%◯★~$が他とは違うんだー!!」

って、どれだけあなたが分かっていても、それが見込み客に伝わらなければ、その違いはないのと同じ。

なので、見込み客が選ぶ基準は、立地と値段と営業時間といった利便性が決め手になってしまうことがとても多い。
だって、それぞれの差がわからないんだったら、行きやすくて施術料金も安いほうがいいに決まってますもんね。

でも、そんな状況に甘んじていたら集客はもちろん、単価を上げることだって難しくなってしまいます。

んじゃぁ、どうやって差別化すればいいんでしょうか?
そのための7つの方法について、解説していきます。

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ABOUT US
山口 稼頭也
<年収1000万サロンナビゲーター> 1975年12月27日生まれ。大阪府富田林出身。 自身、脱サラして1人整体院の開業から、様々な失敗や紆余曲折を経て約2年で年収1000万円を達成。 現在も同じ整体院を経営しながら、現場で実践済みの、すぐに役立つアイデアや解決策を活用したコンサルタントも行う。  ★詳しいプロフィールはこちら★