競合と差別化 する方法①|ターゲットで差別化する

どんな人をターゲットにするのかを明確に打ち出すことで、競合と差別化することができます。
『女性専門のサロン』などはわかりやすい例ですね。
主婦専門、 60歳以上専門、 経産婦専門、 などの属性で切ると、いくらでも考えられます。
他にも、特定のスポーツをしている人専門(バレェ専門、ランナー専門)、ドライバー専門、立ち仕事専門といった、行動軸で分けることもできます。
どのターゲットに絞り込み、そのターゲットがどんな悩みを抱えているのかを、しっかりと見極めることがポイントです。
そして大事なのは、ターゲットを絞り込んでいるんだよ~、ということが見込み客に明確に伝わること。
いくらあなたが、1年以内にフルマラソンを完走したいと思っている陸上未経験の30歳~35歳のデスクワークで肩こりに悩んでいるOKさんがターゲットだと考えていても、それが見込み客に伝わっていなければ差別化にはなりませんからね。
ドリルを売るな!うんこを売れ!うんこドリルに学ぶターゲティング

< うんこ ドリル >って知ってますか?
いま小学生の間で、大人気の学習ドリルです。
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学習ドリルでは異例の、シリーズ累計発行部数490万部を突破したモンスターコンテンツです。
あまりの人気ぶりに今年の夏休みには、東京で展覧会も開かれたみたいです。
[su_note note_color=”#fff” radius=”6″][/su_note]じつは、小学1年生になるボクの娘もハマってて、1年生と2年生のドリルが終わったので、先日ついに3年生のドリルまで手を出してしまいました。
さすがに、全然できてないですどね^^
なんで< うんこ ドリル >かというと、、、
問題がすべてうんこなんです。
例えばこんな感じ。
はたまた、こんなの。
しかもドリルの中で、文章問題のストーリーも続いてます。
主題が<うんこ>であることを除けば、いたって真面目な文章だし、設問も小学生向けの読解力問題です。
なんだけど、全部うんこがらみ。
そりゃ、子供は喜んで読みますよね。
で、この<うんこドリルシリーズ>名前のとおり、本来は学習ドリルです。
学習ドリルの目的=得られるベネフィットは、、、
当然のことながら、学習力を高めること。
そして、テストでいい点を取ること。
さらに言うと、勉強ができるようになることで、苦手意識を持たずにい勉強好きになってもらうこと。
だから、親は子供が少しでも勉強ができるように、勉強が好きになるようにと学習ドリルを買って与えるわけです。
でも、、、、
< うんこ ドリル >の変態的なすごいところ

ドリルを使って勉強するのは、親ではなく子供。
ですよね。
だけど、子供にとって普通の学習ドリルはつまんないわけです。
ボクもあまり、というか全然好きではありませんでした。
なんで、こんなに何回も漢字書かなあかんねん!
とか
同じ計算ばっか繰り返して、何の意味があるねん!
なんて思ってました。
もちろん、それぞれちゃんと意味があるんですけどね。
子供の頃は分かってませんでした。バカですねぇ。。。
ま、そんなことはさておき。
普通のドリルは問題を解くこと以外は面白みに欠けるので、ドリルをしてても楽しくない。
だからやりたくない。
でも、親は子供の将来のことを考えると、無理矢理にでもやらせたい。
っていう、せめぎあいがここ数十年、ず~っと続いてきたわけです。
そこで、うんこドリルの登場です。
うんこドリルのすごいところは、ターゲットの子供にフォーカスしまくったこと。
もう、そこしか考えてない。
問題がすべて<うんこ>なんで、子どもたちは問題を読むのも楽しいし、もちろん解くのも楽しい。
ドリルをたくさんやればうんこシールも溜まっていくので、他のドリルもどんどんやりたくなる。
楽しんでドリルをした結果
漢字も覚えるし
計算も早くなるし
文章読解力も高くなる。
これって親にとっても子供にとっても、うんこだらけうれしいことだらけですよね。
というふうに、考えると、、、
これまでの学習ドリルは、子供をターゲットにしているようで、じつは親をターゲットにしちゃってたわけです。
お子さんがこのドリルをすると、
●●の問題が解けるようになる。
■■の能力が高くなる。
★★ができるようになる。
といった感じで。
もちろん、内容は子供向けだし、楽しんでできるようになってるけど、あくまでも勉強としての範囲内。
なんで、まぁ真面目なもんです。
だけどうんこドリルは、ドリルをする子供だけにフォーカスして、子供が楽しめるように、だけに振り切ってすべてを<うんこ>でまとめた。
つまり、本来のターゲットである子供の好みに合わせてドリルではなく<うんこ>を売ったから、学習ドリルの常識を破るような売れ行きを更新し続けてるわけです。
もともとは、小学生向けのドリルだけでしたが、最近では未就学児向けのドリルもリリースされています。
で、こんなにも<うんこ>を連呼して、何をいいたいのかと言うと、、、
あんたもうんこを売れ!

ではなく、ちゃんとターゲットの絞り込みができていますか?
そして、そのターゲットの好みにあったサービスや広告になっていますか?
てのを、もう一度、振り返って確認してほしいんです。
ここががずれてると
どんだけパワーをかけても
どんだけ時間をかけても
どんだけお金を突っ込んでも
集客もできないし、売上も増えません。
<うんこ>みたいなキラーコンテンツを生み出すことがればいいんですが、なかなかそれも難しいし何より時間がかかります。
もちろんそれにも取り組んで行ってほしいし、そうすることがブルー・オーシャンを切り開くことにも繋がります。
だけど、まずは
集客がうまくいかない、
リピートが取れない、
売上が増えない、
て悩んでるなら、アレコレ目新しいことに手を出す前に、まずはターゲットをしっかりと確認し直すところから、はじめてみてはいかがですか?
そんなこと言われても、やり方がわかんねー!!
っていうんなら、無料のテンプレートをダウンロードしてください。
でもって、ターゲットにあった集客方法が分からない。。。
って感じてるんなら、まずはサロンで使える集客方法19種類一覧!効果的な集客方法の選び方を読んで、どんな集客方法があるのかを、ご確認くださいな。
ていうか、ブログじゃなくてもはじめて。
数えてみると、うんこドリルのタイトルもあわせて、15回も<うんこ>って書いてました。
読んだら、うんこに行きたくなるかも知れませんよ。
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