努力 し続けるために,忘れちゃいけない大切なこと
仕事にしても、趣味にしても、それなりの成果を出そうと思うと 努力 が必要です。
「何をいまさら」 と思うかもしれませんが、とっても大事なこと。
そして、努力 は続けないと意味がありません。
今日は、努力を続けるために大切な、とても大切なことをお伝えします。
努力 は根性論じゃぁない
世の中には、努力を続けられる人と、続けられない人がいます。
あなたはどちらでしょうか?
中には、何も意識しなくても努力できてしまうという“天才”もいると思います。
でも、それは一部の人の話で、僕も含め普通の人は、なかなかそうはいきません。
僕なんてすぐに怠けたがる。
できるだけ努力をしないで生きていこうと、常日頃から考えるぐらい、努力し続けることが苦手です。
ちなみに、座右の銘は「最小限の努力で最大限の成果」 。
あんまり大きな声では言えませんけどね^^
でも、実はちょっとしたコツで『努力を続けること』ができるようになります。
努力した成果を発表する
そのコツとは、「努力した成果を発表する」 というもの。
自分が努力してやってきたことを発表して、それに対する評価をしてもらうのです。
「成果」 というと、いいことを発表しなくてはいけないと、思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
いいことも、悪いことも成果です。
だから、努力してチャレンジしてみて、結果的に失敗したとしても、それは成果です。
努力の成果を発表する場があるからこそ、ごまかしは効かないし、努力し続けないといけない。
ちょっと、追い詰められているような気がするかも知れませんが、それでいいのです。
僕の場合は、こうやってブログを書いたり、メルマガを書いたり、電子書籍を出版したり、セミナーやったりすることがコンサルトしての発表の場です。
僕が持っているマーケティングや経営の知識なんて、たかが知れているので、アウトプットし続けるためには、それ以上にインプットして実践し続けないといけません。
だから、僕の整体院でも使えると思ったことは、かたっぱしから試していってます。
もちろん、アホほど失敗もします。
でも、そこから学びがあるし、だからこそ机上の空論じゃなくて、より実践的なアイデアやコツなんかを、皆さんに提供することができるのです。
努力も失敗も隠さなくていい
努力をしても、いい結果にならなかったらダメ、という考えを持っていたら、確実にモチベーションが下がっていきます。
ずっと上手くいき続ける、なんてことは絶対のありえないので、ダメな結果がでたとしても努力した分は評価をもらっておくということも大切です。
「失敗したことは隠したい」
「努力したことは隠しておきたい」
というのも分からなくはないですが、これは忘れてしまいましょう。
努力したことを表に出せば、必ず評価してくれる人が現れます。
幸いなことに日本では、努力したことそのものを評価するという風潮があります。
達成できなくても「よくがんばった!」 という評価がもらえてしまうのです日本人はみんな、基本的に優しい。
それを糧にして、次も努力できるようにするのです。
ぜひあなたも、自分が努力した成果を発表してください
それがあなたの成長につながります。
安定経営の秘訣。それは変化し続けること。
安定経営 というのはビジネス規模の大小にかかわらず、経営者にとっては願ってやまないもの。
でも、実は安定し続けるには、変化し続けなければいけません。
なんだか、禅問答みたいな感じですね^^
話は変わりますが、あなたはリーフィーシードラゴンという魚を知っていますか?
動画を観てもらうとわかりますが、無駄な部品(ヒレが変形したもの)がたくさんついてて、海藻にそっくりです。
僕はダイビングしているときに、何度か実物を見たことがありますが、ゆらゆら揺れているので、海中で見るとホントに海藻そっくりです。
なんで、こんなことになっちゃってるんでしょう?
不思議ですよね~。
でも実はリーフィーシードラゴンの姿に、サロン経営で学ぶべき、とっても大切なことが隠されています。
日本のメーカー企業が弱くなった理由
昭和から平成初期にかけて日本の成長を支えたメーカー企業。
でも、いまは中国や韓国のメーカーに追い抜かれて凋落の一途です。
特に家電系は谷底もいいとこ。
シャープは持ち直してきましたが、中国の企業「鴻海(ホンハイ)」に買収されたので、実質は中国企業です。
日本人としては寂しい限りですよね。。。
でも、かつては世界中を席巻していた家電メーカーが、どうしてこんな事になってしまったのでしょうか?
中国や韓国が躍進したから?
技術が流出したから?
グローバル化が進んだから?
もちろん、それも大きな理由でしょう。
でも、これらはあくまでも外的な要因でしかありません。
弱くなった本質は内的要因にあります。
その最も大きなものが、変化を起こせなくなったから。
戦後復興をはたした1970年以降、日本の企業(というか日本全体)は他の先進国、特にアメリカに「追いつき追い越せ」の精神で、他の国では開発できないものや、思いつかないものをどんどん開発してきました。
ソニーのウォークマンは、その最たるものですよね。
まさしくエポック・メイキングです
他にも、高い技術力を活かしたカラーTVやビデオなどのAV家電、省スペースで高機能な冷蔵庫や洗濯機などの白物家電などなど。
他国のメーカにはない技術を使ってプロダクトを次々に開発し、日本のメーカーは大躍進しました。
そうした中、生まれてきたのが「メーカーに就職できれば、一生安泰だ。へっへ~(^^)」という考え方。
皮肉にも、変化を起こし続けて揺るがない(ように思える)強さを手に入れたことで、変化することで何かを生み出そうという人よりも、安定を求める=変化したくない人が集まるようになってしまったのです。
また、かつては現場の第一線で大きな変化を起こした人たちも出世して役員になったり、責任ある地位についたりしていくと、会社を守るために無茶なことできなくなってしまいます。
日本は多数決社会なので、会社に変化よりも安定を求める人が増えてくると、色々なチャレンジはできなくなっていきます。
そうして、どんどん変化を起こせなくなって攻めの姿勢が弱くなり、安定的に売れるものや安定的に売れる市場を求めてしまったことで、保守的になり新しいことが前に進まなくなる。
その結果、競争力がよわくなり、今の状況へと陥ってしまったのです。
いわゆる大企業病というやつですね。
世界は変化し続けていく
ちょっと、大きな話になりましたが、大企業だろうと中小企業だろうと個人事業だろうと同じです。
今がどれだけ安定的に集客でき、売上も利益も安定していたとしても、変化し続けていかなければ、いずれは廃業へと追い込まれてしまいます。
なぜなら、人が変化し、社会が変化し、僕達を取り巻く世界がどんどん変化し続けていくから。
例えば整骨院
20年前は開業すれば、一生食べていけると言われていました。
いまは、競合が増えて競争が激化。僕の整体院の周りにも、自宅も周りにも腐るほどあります。
保険財源の圧迫からグレーゾーン請求への審査や監査も厳しくなってきたので、実費に移行する院も増えてきました。
それでも、うまくいかずに廃業する院はあとを断ちません。
例えばアロマサロン
20年前は競合なんてほとんどありませんでした。
だから、少し集客と経営の勉強をすればガンガン集客できて、年収1000万円どころか、他店舗化やフランチャイズ化なんてもの珍しいことではありませんでした。
でも、いまはどうでしょう?
少しネットで探せば、山ほど出てきます。
それだけ競合も増えているので、症状やお悩み別にに専門特化したり、他にないサービスを組み合わせたりして差別化しないと生き残れなくなっています。
集客方法も変化し続けている
20年前は、看板を出してれば集客できました。
15年前は、チラシを出せば集客できました。
10年前は、HPがあれば集客できました。
5年前は、アメブロやってれば集客できました。
いまは、スマホ対応が集客の要です。
5年後は、SNSやアプリ集客の重みが増してきます。
10年後は・・・
もう、どうなってるか分かりません。たぶん、スマホやネット集客という概念が変わってると思います。
2017年でIphoneが発売されて10年が経ちました。
スマホはその少し前からありましたが、日本で普及率が伸びたのは、やっぱりIphoneが上陸してから。
いまでは、完全に僕達の生活に溶け込んで、時計や家電、車などを巻き込んで、どんどん進化し続けてます。そう考えると10年後にどんな風になってるかなんて、ほんと予想ができませんよね。
もし、あなたが「2~3年だけ続けられればいい」と思っているのであれば、何も変化する必要はないでしょう。
でも、5年、10年、20年といまのお仕事を続けていきたいと考えているなら、変化し続けなければ生き残っていくことはできません。
進化論で有名なダーウィンさんも、こんな言葉を遺しています。
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である』
チャールズ・ダーウィン
冒頭に書いたリーフィーシードラゴンも「カラダを海藻に似せる」という変化をし続けていることで、捕食者の目をごまかし、いままで生き延びることができているのです。
そして、いまも進化の途上です。
あと1万年ぐらいしたら、もっと海藻と見分けがつかないようになっているでしょうね^^
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