モチベーションを維持する秘訣は、上げすぎないことって知ってますか?

モチベーションを維持 する秘訣。 それは上げすぎないこと。

モチベーションを維持 するって大事ですよね。
特に、 自分ですべてを決めてやっていかないといけないのに、 ケツを叩いてくれる人がいない、 1人整体院 ・ サロンの経営者にとって、 モチベーションを高く保てるかどうかは、 稼ぎに直結する死活問題です。

売上が低い~、 でもやる気でねぇ~
集客できね~、 でもめんどくせぇ~
リピート取れね~、 でもそんなの関係ねぇ!

なんて言ってると、 生活できなくなっちゃいますよね。
だからみんな、 ガンバってモチベーションを維持したり、 上げたりしようとするわけですが、 、 、

じつは、 多くの人が知らない、 モチベーションに関する重要なことがあります。
それは、 モチベーションは上げちゃダメ、 ということ。

「何をいきなり気合をそぐようなこと言うてんねん!」
と怒らず、 とりあえず最後まで読んでみましょう。

脳は超保守的

リバウンド
脳には「安定化志向」「可塑性」という2つの特性があります。

「安定化志向」とは、 今のままでいたいということ。
基本的に脳は変化を嫌います。

今の状態が悪かったとしても、 いい未来が訪れると分かっていても、 できるだけ変化せず、 そのままの状態を維持しようとします。

一方、 「可塑性」とは、 ちょっとずつなら変わっていけるという性質のこと。
粘土に力を加えると、 グニャ~っと形が変わっていくようなイメージです。

」という漢字には、 粘土をこねて形をつくる、 とか粘土で作った人形という意味があります。
粘土で形をつくることを「塑造」というし、 塑造で作ったものを「塑像」といいます。
ややこしいですね^^

つまりは、 脳の性質も「塑像」のように少しずつなら変わっていくということです。
といっても、 もちろん形ではないですよ。
潜在意識で持っている、 あなたなりの常識や考え方、 当たり前の範囲のことです。

でも、 可塑性の許容範囲を超す大きな変化を与えると、 脳は異常事態だと判断して安定化志向の働きで、 反対側に大きく揺り戻されます。

この2つの特性の分かりやすい例があります。
それが、 ダイエット&リバウンド。

ダイエットを成功させるための基本は、 数ヶ月~年単位で考えて、 運動や食事などの生活習慣を整えていくこと。
でも、 大半の人は、 そんな面倒くさいことはしたくないし、 できない(と思い込んでる)。
だから、 一気にいろんなことを大きく変えてしまいます。

これまで運動もしていなかったし、 食事の内容や食べる時間、 総摂取カロリーの計算など、 何もしていなかった人が、 いきなり毎日運動して、 食事制限も始めると、 当たり前ですが急激に痩せていきます。

でも脳にとっては異常事態なので、 反対側に大きく揺り戻されてしまいます。
すると、
運動も嫌だ!
食べたいもを我慢するのも嫌だ!
カロリー計算なんて面倒くさい!
ダイエットなんてもうしたくない!!

てなっちゃいます。
これは潜在意識で起こることなので、 自分の意識でどうガンバっても無理。

だから急激なダイエットは、 ほぼ確実にリバウンドするんですね。
他にも勉強やスポーツ、 人間関係なんかでも、 同じことが起こります。

無理に上げたら、 すぐに下がる

モチベーションが低い
モチベーションを高めたり、 モチベーションを維持するために、 自己啓発はとても大事です。

自己啓発とは、 自分の意志で自分自身=自己の能力を開発したり、 精神的な成長を目指したりすること=啓発、 を指し、 そのための学習、 勉強や訓練、 トレーニングを行うことも意味します。
治療や施術、 医療に関する書籍を読んだり、 マーケティングの勉強をすることも自己啓発の一環です。
もちろん、 自己啓発というテーマそのものの書籍をよむのも、 自己啓発です。

自分では気づけない考え方や、 色々な発見、 気付きが得られるので、 自己啓発の書籍を読むのはおすすめです。
何を読めばいいかわからないという人に、 特にオススメなのはスティーブン ・ R ・ コヴィー博士の「7つの習慣」。
まだ、 読んでないならぜひ一読ください。
ほかにも、 山口オススメの書籍をこちらで紹介しているので、 興味があれば御覧ください。
あなたの整体院経営を成功に導く27冊の必読書リスト

でも、 いわゆる自己啓発セミナー、 特に合宿形式で、 みんなの前で目標を喚いて、 叫んで、 泣いて、 ハグしてというタイプのものは、 あまりおススメしません。

確かに、 セミナーの期間中は、 プログラムと他の受講生からの刺激もあって、 モチベーションがめっちゃ上がります。
何でもできるんちゃうか!ぐらいの気分になります。

でも、 これって脳にとっては異常事態。
可塑性の許容範囲を超えて、 大きく上がりすぎなんですね。

で、 どうなるかというと、 帰ってきて2~3日したら、 めっちゃモチベーション下がります。
「あん時のオレ、 おかしかったよなぁ。。」
てな感じ。

ビックリするぐらい、 やる気なくなります。

自己啓発セミナーにはまって
「モチベーションが下がりきったから、 また上げに行くか!」
みたいな感じで、 ウン10万円もするセミナーを渡り歩く人もいます。
僕の周りにも何人かいました。

セミナーが面白くて刺激にもなるし、 しばらくはモチベーションが高いから気持ちがいいんでしょうね。
でも、 モチベーションが乱高下してるから生産性も安定しないし、 周りから見ても仕事にムラがありすぎる。

結局、 大した成果は出せていませんでした。

中には、 会社を立ち上げたり、 NPO作ったりしてすごい成功を収めている人もいます。
けど、 そんな人は、 もともとモチベーションが高いし、 仕事がバリバリできる人達でした。
自己啓発セミナーで、 無理やり上げなくても上がってるんですね。

モチベーションを維持 する方法

モチベーションを維持
じゃぁ、 モチベーションを高く維持するには、 どうすればいいんでしょうか?
そのポイントは「可塑性」にあります。

モチベーションの高い人と付き合う
刺激し会えるグループやコミュニティに属する
伝記や自己啓発本、 ビジネス書など読んだときにモチベーションが上がる本や情報にこまめに触れる
自分の成功している姿を日々イメージする

などなど。

それ単体では、 ガッツンっとモチベーションが振り切れない程度のものに、 接触し続けることで、 少しずつ少しずつ変化させ、 モチベーションが高い状態を作りだしていきます。
すると、 そこで安定するので、 無理して上げなくても、 高い状態が維持できるようになります。

こうなると、 たまにやる気がなくなってモチベーションが下がったとしても、 安定化志向の働きで、 高い状態に揺り戻してくれます。

反対に、 仕事の愚痴が多い人ややる気のない人、 なんでもマイナスに考えがちな人と親しく付き合っていると、 自分もそっちに引っ張られます。

もし、 あなたがまだ独立開業していなくて雇われている状態で、 店長やスタッフが愚痴っぽいひと、 モチベーションの低い人に囲まれているのなら、 すぐにでも辞めたほうが身のためです。
そもそも、 そんなサロンにいても、 学べることは少ないでしょうしね。

1人サロンで独立開業しているということは、 普通に雇われで働いている人よりも、 モチベーションが高いはず。
でも、 モチベーションが下がるようなことを、 繰り返していると、 少しずつ少しずつ下がっていって、 気がつくと
「なんで独立開業したんだろう。 。 。」
「もう続ける気力が無い。。。」

なんてことになってしまいます。

毎日毎日、 少しずつ少しずつ、 自然とモチベーションが高まっていくように、 生活習慣や環境を変えていくことが、 モチベーションを高く維持する秘訣です。

安定化志向と可塑性

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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サロン集客塾 ヒャクゴエ!の山口でした。

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ABOUT US
山口 稼頭也
<年収1000万サロンナビゲーター> 1975年12月27日生まれ。大阪府富田林出身。 自身、脱サラして1人整体院の開業から、様々な失敗や紆余曲折を経て約2年で年収1000万円を達成。 現在も同じ整体院を経営しながら、現場で実践済みの、すぐに役立つアイデアや解決策を活用したコンサルタントも行う。  ★詳しいプロフィールはこちら★