ブログ記事って好きなように書いてちゃダメなの?
サロン集客でもSEOは必要なの?
ネット集客初心者でもすぐにできるSEO対策はあるの?
あなたもこんな疑問や悩みを感じていませんか?
この記事では、そんな悩みや疑問を解消します。
SEO対策とはインターネットのGoogle検索で、あなたの書いた記事が上位に表示されるために必要な工夫のこと。
広告費をジャブジャブ使って、Google広告などのPPCや、Facebookに代表されるSNS広告を出してアクセスを集めて集客する、ってんなら、ぶっちゃけSEOは関係ありません。
でも、できるだけ広告費を少なくして、無料で集客できるようになりたいなら、 、、
サロンや整体院でもネットで無料で集客しようと思うなら、もちろん欠かすことはできません。
とはいえ、何もわからない状態だと、とっつきにくく感じるかも知れません。
確かに、専門的な技術や知識がないとできないSEO対策ももありますが、初心者でもできることは多くあります。
SEOはサイトを開設したころからやっていないと、後々対策しにくいこともあるので、最初からある程度はSEOの知識を知って、しっかりと対策すべきです。
かく言う僕も、かつて経営していた整体院のブログを開設した当初は、SEOの知識なんて皆無だったので、あとからリカバリーするのにドエライ苦労しました。
今回は検索エンジンとSEOについての説明と、ネット集客の初心者でも、すぐに導入できるできる13のSEO対策を紹介します。
この記事を読むと、検索とSEOの仕組みの基本が理解でき、自分でSEO対策ができるようになります。
そもそも、SEOとはなんぞや?
SEO(エスイーオー: Search Engine Optimization )とは、GoogleやYahoo、Bingなどのインターネット検索エンジンの検索結果の上位に、自分の書いた記事が掲載されるように、記事の書き方やサイトの作り方、目に見えない部分の情報の作り方を工夫することです。
SEOという言葉は「 Search Engine Optimization 」の頭文字をとったものですが、日本語に直訳すると「検索エンジン最適化」となります。
Search=検索
Engine=エンジン
Optimization=最適化
ですね。
「SEO」という言葉自体に「最適化」という意味が含まれているので、検索上位を目指すためにする大きなことや小さなことのアレコレをすべてひっくるめて、SEO対策と言うこともあるし、単純にSEOということもあります。
たまに「SEO最適化」って書いてるブログやサービスを見かけることがありますが、SEOという言葉の中に「 Optimization =最適化」が含まれてるので、日本語訳としてはおかしいですね。
例えるなら「頭痛が痛い」みたいな感じ。
もし、あなたも見かけたら、指摘してあげましょう。
SEO対策の目的は検索結果の1ページ目に載ること
あなたも、これまでにGoogleで調べものをしたことがあると思いますが、2ページ目移行を見たことってありますか?
ほとんどないんじゃないでしょうか?
もし仮に、1ページ目で探しているような内容が見つからなかったら、2ページ目3ページ目と進むより、キーワードを追加したり、別のキーワードを入力したりして、検索しなおすことの方が多いんじゃないでしょうか?
基本は検索結果の1ページ目だけしか見ないことが多いですよね。
ということは、せっかく書いた記事が2ページ目や3ページ目、それ以降のページに表示されていても、見てもらえる可能性はとてつもなく低くなる、ということ。
だから、あなたの書いた記事が検索結果の1ページ目に掲載されるようにするために、SEO対策をすることは、とても大事なことなんです。
1ページ目でも順位が低いと・・・
とは言っても、検索結果の1ページ目に乗ればそれでOKかというと、そうではありません。
ChromeやSafariなどのブラウザで設定を変えていなければ、検索の結果は1ページあたり10件表示されますが、同じ1ページ目であっても、1位と10位ではクリック率に大きな差が出ます。
Google検索の場合、1位に表示されたときのクリック率は約21%。5回検索されると1回はクリックしてもらえるわけです。
一方、1ページ目内の最下位10位の場合はどれぐらいかというと、クリック率は約1.6%にまで下がります。
これだと、1回クリックしてもらうのに62.5回も検索・表示される必要があります。
1位表示のクリック率:21.6%
10位表示のクリック率:1.6%
いま世界中に存在するウェブページは、一兆ページを越していると言われます。
もちろん、その全てが競合するわけではないですが、同じような内容が書かれている何千、何万、何十万と競合するページがある中で、10位に表示されるだけでも、実はすごいことなんです、
すごいことなんですが、それでもクリック率は1.6%。
1位と10位を比べると、その差は約13.5倍。
言い換えると、1位に表示されるのと比べると、10位表示は集客が13.5倍も大変ということ。
なので検索結果のページ目の中でも、より上位に表示されるように対策することが重要です。
では、質問です。
いま、インターネットの世界にはどれぐらいのウェブページがあるでしょう?
ちょっと、とんでもない数字です。
答えは「1,000,000,000,000」ページ。
ゼロがいっぱい。パッと見てわかったあなたはすごい。
英語では「1 trillion」
もうちょっと見やすく、別の書き方をすると「1×10の12乗」。
これでも、数学に強い人じゃないと、わかんないですね。
僕もこれじゃ、わかんないです。
なので、漢字にすると「1兆」。
ね、とんでもない数でしょ。
グーグルが2008年だか、2009年だかにGoogle公式ブログで公開した数字です。
当時、グーグルがインデックスしているURLが、約1兆個あったそうです。
1兆ってどれぐらい?
1兆って言われても、ぱっとイメージがわきませんよね。
なので、どれぐらいかイメージするために、いくつか例をあげてみましょう。
1兆秒=3万年
いきなりすごいのが出てしまいました。。。
いまから3万年前は、ネアンデルタールが絶滅した頃らしいです。
1兆ミリ=100万キロメートル
地球1周が約4万キロメートルです。まだまだ100万キロメートルには届きませんね。
月までが約39万キロメートルだから、その約3倍。
もし、月がそんなに遠くにあったら、かぐや姫の帰るのが大変ですね。
1円玉で100万トン
1円玉は1つ1グラム。なので1円玉が1兆個あると100万トンです。
てか、こんどは100万トンがわかんない。
水で計算すると、縦に100m、横に100m、高さ100mの水の塊が100万トン。
人口の143倍
世界の人口は約70億人。その143倍って。。。
地球があと142個あると、1兆人になるってことですね。
で、人口の話になったところで、本題です。
人口1人あたり221ページ
1兆ページというのは全世界での調査なので、日本にどれぐらいのウェブページがあるのかは、わかりません。
でも、人口の143倍だとすると、1億3000万人×143=185億9000万。
バクっとした計算ですが、日本には185億9000万ものウェブページがあることになります。
2008年の時点で。
その後、グーグルから同じような発表がされてないみたいなのでわかりませんが、確実にもっと増えてます。僕だけでも、この10年たらずで2000ページぐらいは作ってます。
もっと大量に作ってる人もいるし、システムで増えていくページもあるので、この当時の1.5倍ぐらいには増えてるんじゃないかと言うのが、よく言われています。
て、ことは1兆5000億ページ。
日本には、287億8500万ページもある計算になります。
これは人口の約221倍。
日本の人口1人あたり、221ページものウェブページがある事になります。
とんでもない数字ですね。
そりゃ、ホームページを見つけてもらうのも一苦労ですわな。
ま、単純に競争率が221倍ってわけではないですが、それでもこれだけ多くあるページの中から、あなたのサロンのホームページやブログのどれかのページを見つけてもらうのは、それはそれは大変なことなんですよ。
だから、ちゃんとSEO対策をしていかないと、ただ存在してるだけのページになってしまいます。
検索エンジン対策=Google対策
先に上げた数字は、Google検索エンジンのデータがもとになっていますが、Google以外にも検索エンジンはあり、Google以外のメジャーな検索エンジンとしては、「Yahoo」と「Bing」があります。
世界シェアNo.1検索エンジン「Google」
ネット世界のプラットフォームを牛耳っている4つの企業、Google 、Apple 、Facebook 、Amazonの頭文字をとった「GAFA」という言葉があります。
この4つの企業はどれもこれもとんでもない規模ですが、この4社の中でも収益規模、ユーザー数、影響力の大きさからGoogleは筆頭に挙げられます。
検索エンジンの「Google」はその名の通り、Google社の提供する検索エンジンで、世界でも日本でも、パソコンでもスマホでも世界トップのシェアを誇ります。
Google製のブラウザ「Google Chrome(グーグル・クローム)」をパソコンやスマホにインストールすると、検索エンジンもGoogle検索に切り替わります。
「Google Chrome」が高機能で使い勝手もよく、かつ動作も軽いので、ブラウザソフトとして、これまた世界シェアトップです。
また、Chrome以外のブラウザアプリでも、iPhoneやMACなどのAppleデバイスに標準搭載されているブラウザソフト「Safari」でも検索エンジンにはGoogle検索を利用しています。
Android(アンドロイド)はGoogleが開発したOSですが、標準搭載の検索エンジンは、当然ながらGoogleです。
というわけで、Google検索は日本国内ではPCで76.3%、モバイルで74.3%。世界ではPC88.6%、モバイル94.7%という、圧倒的なシェアを獲得しています。
日本 PC:76.3%
モバイル:74.3
世界 PC:88.6%
モバイル:94.7%
「Yahoo」の中身は実はGoogleと同じ
ネットが普及し始めた頃、検索エンジンといえばYahooという時代がありました。
今でも、ブラウザのトップページをYahooにしている人はたくさんいるんじゃないでしょうか?
スマホやタブレット用のYahoo検索アプリもあるし、ヤフオクやヤフー・ニュース、Yahoo天気予報などの関連アプリもあります。検索アプリはもちろん、関連アプリから検索した場合も「Yahoo検索」で検索結果が表示されます。
ただ、Yahooも今ではGoogle検索の仕組みをYahoo用にカスタマイズして利用しています。
このYahoo用のカスタマイズが検索結果に影響してくるので、専門的なレベルでのSEO対策では、GoogleとYahooとでそれぞれに最適化をしていますが、僕たちのような一般レベルのSEO対策ではYahooのSEO対策=GoogleのSEO対策と考えて問題ありません。
「Bing」は利用者が少ない
「Bing」はマイクロソフトが提供している検索エンジンで、以前は「MSN サーチ」という名前で提供されていました。
マイクロソフトが提供しているので、ウィンドウズパソコンで標準設定されている検索エンジンはBingです。いまwindows端末には「Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)」というブラウザソフトが標準搭載されていますが、こいつの使い勝手が悪いので、シェアもず~っと低空飛行(国内シェア8.4%、世界シェア4.0%)。
上のグラフで見ても、下の方にあるごちゃごちゃした線に埋もれているので、判別できないぐらい。
僕もそうですが、Windowsを使っていても、「Microsoft Edge」を使わずに、「Google Chrome(グーグル・クローム)」をインストールして使っている人がほとんどだと言われています。
スマホ用のアプリもありますが、あまり評判が良くない(僕は使ったことないです)ので、やっぱりこちらでもユーザーはごく少数。
また、あまり知られていないことではありますが、Amazon製のデバイス(アマゾン・エコー、FireHDなど)の検索エンジンにはBingが使われています。
今後、Amazonデバイスが普及し、Bingの精度が高まっていくとBingのシェアも伸びていくことが考えられます。
とは言うものの、全体の検索ボリュームから見るとまだまだ少ないので、Yahooと同じくよほど専門的なSEO対策をするのでなければ、現時点ではBing個別にSEO対策を考える必要はありません。
もちろん、余裕があればBing対策もするに越したことありませんが、あまり研究がされていないのと、情報が少ないので、やりたくてもできない、というのが実際のところです。
他にも検索エンジンはありますが、大きいなシェアを持っている検索エンジンはGoogleを含めた3つになります。
つまり、SEO対策を考えるときは、Googleの検索エンジンを基準にして考えていけばいい、ということです。
と、ここまで検索エンジンについてお話してきましたは、つぎはいよいよネット集客初心者でも直ぐにできるSEO対策13選について、解説していきます。
ネット集客初心者でもすぐにできるSEO対策13選
では、実際にSEO対策とは、どんなことをすればいいのでしょうか?
次に紹介する13のSEO対策は、初心者でもすぐにできるものです。
- ユーザーニーズにあったキーワード選定
- キーワードをタイトルの左に寄せる
- 見出しにキーワードを入れる
- 画像にAlt属性を設定する
- サイトを SSL化する
- わかりやすいパーマリンクを設定する
- サイトの表示速度を改善する
- モバイル(スマホ)表示を最適化する
- 最新のサイトマップを送信する
- 記事から別のページへ内部リンクを設定する
- パンくずリストを設定する
- Noindex(ノーインデックス)を設定する
- 記事の内容を質の高いものにする
パソコンが苦手だ、ネットが苦手だ、といって目をそらさずに、ネットからの集客や売上を今よりも増やしたいなら、できるところからすぐに始めていきましょう。
では、順に説明していきます。
その1|ユーザーニーズにあったキーワード選定
キーワードとは、記事を書くテーマの中心になる言葉やフレーズのこと。
SEO対策を考えるなら、キーワード命!
っていうぐらいキーワード選定はかなり大切です。
なぜなら、検索ユーザー=あなたの見込み客になるかも知れない人たちが、どんなことで悩んでいて、それを解決するためや、もっと詳しく知るためにどんなキーワードを使って検索しているのか?を曖昧なままにしていると、そもそも記事を書くことができないからです。
例えば、「痛み」で検索する人に向けて、あなたならどんな記事を書きますか?
「痛み」だけでは、カラダのどこかの部位の「痛み」について調べたいのか、心の「痛み」について知りたいのか、「痛み」という言葉そのもの意味や成り立ちを調べているのか、「痛み」を英語でなんと言うのかを調べたいのか、はたまた「伊丹市」の誤変換なのか。
言葉が絞りきれていないと、ユーザーが何を知りたいのかがわからないから、何を書けばいいかわからないですよね。
では、「デスクワーク 背中 痛み 」というキーワードだとどうでしょう?
検索している人が何を知りたいかが、かなり具体的なので、これだったらどんな記事を書けばいいかがわかりますよね。
あなたの見込み客は、どんな悩みを抱えていて、どんな言葉を使って検索していますか?
その2|キーワードをタイトルの左に寄せる
これは選定したキーワードを、記事タイトルの左=前に寄せるというテクニックです。
なぜ、こんなことになるかと言うと、検索エンジンの成り立ちにあります。
検索エンジンは英語圏で開発・発展してきました。英語では重要な言葉を先に話すという文法上の大まかなルールがあるので、検索エンジンもそれを踏襲しているというわけです。
例えば先程の「デスクワーク 背中 痛み」の場合の具体例を挙げると、このようになります。
✖ セルフケアでスッキリ!デスクワークからくる背中の痛み
〇 デスクワークが原因の背中の痛みを軽くするセルフケア
こんな感じで大事なキーワードを左寄せにすることで、SEO効果が期待できます。
その3|見出しにキーワードを入れる
見出しとは「Hタグ」や「見出しタグ」と言われる要素のことで、使っているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム=ホームページを作るアプリ)によっては「見出し2」と表示されることもあります。
htmlで表示すると<h2>と</h2>に挟まれている文字列のことです。
この見出しタ にキーワードを入れるのも、SEO対策の1つです。
見出しの階層を正しく使う
ホームページやブログの見出しも、本の見出しと同じく、階層を表す役割を持っています。
使っているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム=サイトを作る仕組み、WordPressやjimdoなど)やテンプレートによって異なる場合もありますが、ブログやホームページの見出しは次のようになっています。
<h1>◯◯</h1>:1番大きな見出し=タイトル
<h2>◯◯</h2>:2番目に大きな見出し=大見出し
<h3>◯◯</h3>:3番目に大きな見出し=中見出し
<h4>◯◯</h4>:4番目に大きな見出し=小見出し
<h5>◯◯</h5>:5番目に大きな見出し=見出し
<h6>◯◯</h6>:6番目に大きな見出し=見出し
※h5とh6は、あまり使われません。
ほとんどのCMSやテンプレートでは、それぞれの見出しに対応した書式が設定されています。
でも、SEOを知らない人がやってしまいがちなのが、h2見出しのあとに大きく目立たせたい文章があるからとh1見出しを設定する、というように見た目の効果のためだけに見出しを使うこと。これは絶対にやっちゃダメなことです。
見出しは読み手が読みやすように、記事の文章を階層化するためのものなので、検索エンジンも記事内の見出し構成が、ちゃんとした階層構造になっているかをチェックしています。
適切に見出しを使って読みやすい階層構造にすることで、SEOの効果も高まります。
その4|画像にAlt属性を設定する
Alt属性とは、代替テキストとも呼ばれます。
「代替テキスト」と言うぐらいなので、本来の目的はネットワークのスピードや端末の処理速度などが影響して画像が正しく表示されないときに、どんな画像なのかをテキストで表示するための機能です。
Alt属性が設定されてない画像は、正しく表示されないときには「☓」じるしが表示されるだけなので、これではどんな画像なのかをユーザーは知ることができません。
Googleは検索ユーザーに有益な情報があり、使いやすいサイトを評価するので、GoogleもAlt属性の設定を推奨しています。
単なる飾りやあしらいなど、デザイン的な要素にまでAlt属性を設定する必要はありませんが、記事の内容に関連している意味のある画像には、必ず設定するようにしましょう。
その5|サイトを SSL化する
SSLとは「Secure Sockets Layer(セキュア ソケット レイヤー)」の略で、簡単に言うとWebサイトと閲覧しているユーザとの情報のやり取り(通信)を暗号化するための仕組みです。
何のために暗号化するかと言うと、悪意の第三者に通信内容を盗み見られないうようにするため。つまりはサイトのセキュリティを強化することです。
SSL化に対応しているサイトは、URLの最初の文字が「http」から「https」に変わります。
Googleはサイトの安全性をかなり重視しているので、SSL化していないサイトは検索一覧にも、アクセスするときにも安全なサイトじゃない、という警告が表示されます。
そんな警告が表示されると、ユーザーにクリックしてもらえませんよね。
なので、SSL化対策はSEOはもちろん、サイトを見てもらうためにも必須の対策です。
その6|わかりやすいパーマリンクを設定する
パーマリンクとは、この記事のURLの場合「https://rashin-ban.jp/marketing/seo-beginner/」の赤字の部分です。
使っているCMSにもよりますが、何も設定していないと、意味のない文字の羅列になります。
Googleでは人間が見て理解できるシンプルなURLを推奨しているので、パーマリンクの文字列も間接的にSEOに影響すると言われています。
また、今はパーマリンクに日本語を設定することができますが、日本語アドレスに対応していないブラウザでは表示できないので、通常のURLの形に変換されます。
その時、「 https://rashin-ban.jp/ %E3%81%93%E3%82%93%82%93%E3%83%93%E3(以下略) 」のようなとてつもなく長い文字列になってしまいます。
これではGoogleが推奨している「人が理解できるシンプルなURL」から外れてしまうので、SEO的に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、長すぎるURLはリンクエラーになるケースもあるので、他サイトからの外部リンクやFacebookなどのSNS上でのシェアもエラーになる可能性があります。
WordPressを始め、ほとんどのCMSではパーマリンクを自分で設定できるので、Googleが推奨する「人が理解できるシンプルなURL」でパーマリンクをつくるようにしましょう。
その7|サイトの表示速度を改善する
そのまんまです。
Googleはサイトの表示速度とSEOについて「遅いより、早い方がいい」と公言しています。
サイトの表示速度が遅いということは、それだけユーザビリティが落ちるということ。
あなたのサイトのスピードがどれぐらいなのかが気になったら、Googleが提供しているサイト速度を計測してくれるサービス「Page Speed Insight(ページスピードインサイト)」で計測してみてください。
計測後には、すぐにできる簡単なものから、専門知識がないと無理なものまで、改善方法も教えてくれるので、参考にしてできるところから改善をしてみてください。
その8|モバイル(スマホ)表示を最適化する
2018年の春ごろから、Googleは「MFI( Mobile First Index :モバイルファーストインデックス)」という評価指標を導入しました。
これはスマホの普及に対応したもので、モバイル=スマホでのSEO評価を、サイトのSEO評価にしますよ、ということです。
デバイス別のネット利用率は、2017年にスマホがパソコンを抜いて逆転しました。
いまはパソコンよりもスマホでネットを見ている人の方が多いので、パソコンではちゃんと表示されていても、スマホで見たときにレイアウトが崩れていたり、文字が小さすぎたり、リンクやボタン同士の間隔が近すぎたりすると、SEO的にはマイナス評価になってしまいます。
ホームページやブログを作ったり、記事を書いたりするのはパソコンで作業することだと思いますが、公開する前にちゃんとスマホでも表示されるのか、確認するようにしましょう。
その9|最新のサイトマップを送信する
サイトマップとは、あなたのサイトの地図=情報の全体像のデータのこと。このサイトマップを作って、Googleに送信することも、大きなSEO対策の1つです。
新しい記事を追加すると、当然サイトマップも更新されるので、そのたびにGoogleに送信する必要があります。Googleのクローラーは送られてきたサイトマップをもとに、サイトにやってきて内容を精査し、情報をインデックスしてSEOランキングを決めていきます。
Googleに認識されない記事は存在していないのと同じこと。ちゃんと記事を追加・更新したらサイトマップを送信して、インデックスしてもらうようにしましょう。
その10|記事から別のページへ内部リンクを設定する
内部リンクとはページからページへ設定するリンクのことです。
Googleの検索ロボット=クローラーは内部リンクを使って、ページ間を移動していくので、適切に内部リンクを設定することでクローラーの回遊性も上がり、効率的にサイト全体をインデックスしてもらえます。
また、内部リンクがたくさん集まっている記事は重要なページと判断されるので、内部リンクを集中させることで、特定の記事のSEOランキングを高めることもできます。
その11|パンくずリストを設定する
パンくずリストとは、ページの階層とつながりを表すもので、「ホーム > ネット集客 >SEO」という表示のことです。
これも内部リンクの一種なので、パンくずリストを設定することもSEO対策になります。
Googleもパンくずリストを表示すること推奨しています。
その12|Noindex(ノーインデックス)を設定する
SEOランキングは個別のページごとに評価されますが、サイト全体のランキングは固定ページも含めた各ページのSEO評価の平均点で決まります。
なので、どんなにSEO評価の高いページがあっても、それ以上に評価の低いページが大量にあれば、サイト全体のSEO評価は下がってしまいます。
これを避けるためにできることとして考えられるのは、まず全てのページのSEO評価を高めること。これができれば言うことなしですが、記事はともかくサロンのアクセスや営業時間、メニュー、お問い合わせなどのページはSEO評価の高めようがありません。
次に考えられるのがSEO評価の低いページを非公開にすること。
ブログ記事ならば、非公開にしてSEO評価から退避しても問題ありませんが、アクセスや料金表などのページを非公開にすると、ユーザービリティ的に大問題ですよね。
そこで、重要になってくるのがSEOの低いページを、評価の対象外にすること。
具体的には「 Noindex 」といタグ情報を、SEO評価の対象外にしたいページに追加するという方法があります。
Googleのクローラーは「 Noindex 」が設定されたページを評価の対象から除外するので、SEO対策ができていない記事や固定ページに設定することで、サイト全体のSEOランキングを下げてしまうことを避けることができます。
その13|記事の内容を質の高いものにする
これまで、SEOのテクニックをご紹介してきました。
でも、これまでに紹介してきたどんなテクニックよりも大事なのは記事の質を高めること。
あなたのサイトに訪れるユーザーは、何かしらの問題や疑問を解決したくて、ネットでアレコレと検索をしています。
質の高い記事とは、こうして訪れたてくれたユーザーに役立つ、有益な情報を書かれた記事のこと。
有益な情報かどうか、役に立ったかどうかの判断指標としてわかりやすいのは、そこで検索が終了するかどうか。です。
例えばユーザーが「腰痛 改善 整体 大阪市」と検索して、あなたのサイトで検索を終了した場合。
これは、そこで問題が解決したからですよね。
一方、あなたのサイトを訪れたあとも、同じキーワードや似たようなキーワードで検索を続けた場合は、問題が解決しなかったから。だと考えることができますよね。
そして、当然のことながら、Googleはこうした情報も蓄積していて、SEO評価の要素としています。
ブラックハットに手を出すと、、、
かつては架空サイトからの外部リンクを集めたり、キーワードをできるだけ多く文章に含めるといったことがSEOテクニックとして行われてきました。
こういったことはユーザーの役にたつためではなく、検索ロボットの機能の隙間を狙った抜け道や裏技です。このようなテクニックを「ブラックハット」ともいいます。
ブラックハットのテクニックも、以前は通用していましたが、検索ロボットもどんどん賢くなっているので、こういった抜け道的なテクニックは通用しなくなってきています。
むしろ、通用しなくなっているどころか、こういったテクニックを使っているとSEO評価も下がるし、下手するとペナルティを食らって、圏外に吹っ飛んで行っちゃいます。
そんなことにならないために、そして検索結果の表示されるようになるためには、ユーザーに役立つ情報を、しっかりと書いて発信し続けていくこと。
これが、実はいちばん強力なSEO対策だということです。
また、SEO対策ができているかどうかは、最終的にはアクセスとなって現れるので、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)を使ってアクセス解析をすることが、大切です。
まとめ
まずはとにかく記事を書き始めるとが大切ですが、SEO的な要素を無視して記事を作っていくと、あとから修正するのは、かなり大変です。
僕も経営していた整体院のブログも、開設当初はSEOを考えずに作っていたので、あとからリカバリーするのに大変な目にあいました。
そんな事にならないためにも、簡単なSEO対策も多いので、できることから始めていきましょう。
SEO対策は時間がかかるので、すぐに集客が爆発的に増える!というたぐいの物ではありませんが、地道に続けていけば、半年後、1年後、2年後には大きな違いになって現れてきます。
あなたも無料での集客を増やしたいなら、すぐにSEO対策を始めてみてください。
SEOってなに?