ブログを使って無料の集客を増やしたい。でもどうすればいいか分からない。
ブログを書いてるものの、一向に集客につながってる気がしない。
そんなあなたのために、整体院やサロンがブログ集客をするためにやるべきことを5つのステップに分けて解説していきます。
そもそも、なんで整体院やサロンの集客にブログが必要なのか??
なぜ、整体院やサロンで集客するのに、ブログを書くのでしょうか?ホームページがあるなら、それで十分じゃないんでしょうか?
ここがちゃんと理解できないと、モチベーションも上がらないんで、しっかりと目線を揃えときましょう。
整体院・サロンで集客するために、ブログを書くのには大きく分けて2つの理由があります。
集客にブログが必要な理由その1 いろんな見込客からアクセスを集められるから
ホームページで集客するためには、アクセス集めることが重要。でも。ホームページ(ほぼすべての場合、トップページ)は、1つしかありません。
そのページにアクセスを集めるには、SEOにしても広告にしても、基本的には「地域名+症状+解決法+業種」といった、今すぐ行動をしようと考えているユーザーが検索するであろうと思われるキーワードを狙って集めることになります。
キーワードという言葉で意味が掴みにくければ、「ページで取り扱うテーマ」と考えてもらっても、ほぼ間違いありません。
そして、そのキーワード=テーマにマッチするように、ページの内容を作り上げていく必要があります。
なぜなら、検索したキーワードとあっていない内容を書いていても、ユーザーは読んでもらえません。
そして、そもそもキーワードとページの内容がマッチしていないと、SEOも弱くなるし広告も表示されにくくなってしまうからです。
ということはですよ。。。
少し極端な言い方をすると、トップページには「地域名+症状+解決法+業種」で検索するユーザーのアクセスしか集められないということです。
検索エンジンとSEOの仕組みはもっと複雑なので、ここまで単純ではありませんが、極論すればこういうこと。
でも、ブログは記事ごとにキーワード(テーマ)を決めて、いろんなことを書くことができます。
もちろん、検索されないキーワードについて書いても意味がないので、好き勝手に書けるわけではありませんが、書けることの自由度はトップページよりも圧倒的に高く、広くなります。
つまりは、いろんな悩みや課題、興味を持ったユーザーに対してアプローチをして、アクセスを集められるということ。
その人達の中には、今すぐ行動を起こそうとしている人もいれば、「なんでデスクワークで腰痛なるんだ?」といったことを知りたい、これから見込客になっていく予備軍の人もいます。
こういった幅広い人から、たくさんのアクセスを集めることができるのが、ブログ記事の特徴です。
集客にブログが必要な理由その2 無料で集客できるから
まず始めに、無料というのはアクセスを無料で集めることができる、ということであって、まったくお金がかかりませんよ~、ってことではありません。
ブログを利用するためのレンタルサーバーや集客につなげるためのメルマガなどの利用料、WordPressテーマやプラグインの利用料などは必要になります。
ついでに言うなら、ブログ作業をするためのパソコン(スマホでもできなくないけど、全部やるのは無理がある)やインターネットに繋ぐための回線代、もちろんのことながら電気代なんかは必要になるので、あしからず。
まぁ、広告費に比べれば微々たるもんですけどね。
とはいえ、やっぱブログを書く理由としては、これが一番でしょう。
ブログは基本的にはSEO対策(検索エンジン最適化)対策をして、ユーザーに検索で見つけてもらうことを狙っています。検索で見つけてもらうとということは、お金がかからないということ。
Googleの検索機能って、最先端テクノロジーの塊なんですが、こんなものを無料で使わせてくれてるなんて、実はすごいこと。NTTの電話番号案内に1件60円~150円の料金が必要なことを思えば、とんでもないサービスなんですよね。
もし仮に、ネットでの検索もNTTと同じように検索1件ごとにお金がかかっていたら、無料でアクセスを集めることなんてできないし、そもそも日常的にネットで検索するということがなくなると思うので、ネット集客なんて成立しないところです。
そう考えると、とてもじゃないけどGoogleさんには、足を向けて寝れませんよね。どっちの方角にあるか知らないけど。
まぁ、そんなことはさておき、検索エンジンを使ってユーザーにブログ記事を見つけてもらい、そこから集客につなげることができれば、無料で集客できます。
これが整体院やサロンが集客するために、ブログを書く最大の理由です。
ブログ集客の環境を準備しよう(CMS編)
ふむふむ、ブログを使えば無料で集客できるらしいことが、わかって来たぞ、でも、どうやって始めればいいんだ?
っていう場合は、このセクションをちゃんと読んどきましょう。
もうすでにブログを始めてるけど、よくわからないままに始めたから、いまの環境で問題なのかどうか不安のある人も、読むことをおすすめします。
ブログを書くためのアプリケーション
インターネットで検索したり、ニュースを読んだり、動画を見たり、買い物をしたりするには、GoogleChrome(グーグルクローム)やFirefox(ファイアフォックス)、Edge(エッジ)などのブラウザアプリケーションを使いますよね。
それと同じように、ブログを作って書いて公開するには、ブログ専用のアプリケーションを使います。
ブログを始めとするウェブページを作って管理するためのアプリケーションを「Contents Management System(コンテンツマネージメントシステム)」、略して「CMS」と言います。「CMS」は特定のアプリケーションのことではなく、「ブラウザ」や「テキストエディター」のようなアプリケーションのカテゴリを指す言葉ですが、ハッキリ言って覚える必要はありません。
「CMS」はカテゴリを指す言葉なので、当然ですがその中には沢山のアプリケーションが含まれています。
一番メジャーなのがWordPress(ワードプレス)。
他に、jimdo(ジンドゥー)やWix(ウィックス)、Shopify(ショピファイ)、Joomla!(ジュームラ)、ペライチ、Square Space(スクエアスペース)などなど、有象無象のごとく山ほどあります。
これだけあると、どれを選べばいいか難しいように感じるかも知れませんが、今のところブログを使って集客をするならWordPress(ワードプレス)一択です。
ブログで集客するなら、今んとこWordPress一択の理由
なんで一択かというと、WordPress(ワードプレス)が一番メジャーだから。
って突っ込みたくなるかも知れないですが、ちょっとお待ちを。
WordPress(ワードプレス)が一番メジャーなのは、世界で一番多く使われているから。いまあるウェブページの35%以上がWordPress(ワードプレス)で作られていると言われています。
利用者数のシェアで見ても、17%以上。シェア2位のSWix(ウィックス)で約3%なので、圧倒的にWordPress(ワードプレス)が使われていることがわかると思います。
さらに、日本国内だけで見るとWordPress(ワードプレス)のシェアは29%以上。完全に独壇場です。
じゃぁ、なんで1番メジャーなのを選べばいいのかと言うと、それだけノウハウやテクニックが蓄積され、機能的にも充実しているから。
WordPress(ワードプレス)は、プラグインというオプションを追加することで機能を拡張・追加する事ができますが、オープンソースで自由に開発できるので様々なプラグインがあります。こんな機能を追加したいな~、と思って調べると、だいたいなんでも出てきます。
しかも、そのプラグインの使い方を解説してくれる記事や動画も、だいたい見つかります。
さらに、何かしらトラブルが起こったときも、だいたい調べれば解決方法が見つかります。
世界で一番使われているということは、あなたが実現したいと思うことや、直面して頭がパニクってしまうようなトラブルも、すでに誰かが経験して解決ずみということ。
それもこれも、WordPress(ワードプレス)が世界で一番使われているからこそ。
みんなが使うことで、標準的なリソースになっていくことをデファクトスタンダードと言います。
1970年代80年代にかけての「VHS」対「ベータ」のビデオ戦争でVHSが残ったことや、2000年代初頭からのDVDの後継規格として「HD DVD」と「ブルーレイ」の争いでブルーレイが残ったのも、VHSとブルーレイが多くの人に使われてデファクトスタンダードになったから。
WordPress(ワードプレス)のシェアが35%を越していること、他のCMSのシェアが高くても2~3%程度しかないことを考えると、WordPress(ワードプレス)はCMS界のデファクトスタンダードです。だからブログで集客するならWordPress(ワードプレス)一択なんです。
ブログ集客の環境を準備しよう(サーバー編)
WordPress(ワードプレス)を使うことが決まったら、次にWordPress(ワードプレス)をインストールする場所を決めていきます。
ん?アプリケーションだから自分のパソコンにインスールするんじゃないの?
と思うかも知れませんが、実は違います。
WordPress(ワードプレス)を使うにはウェブサーバが必要
WordPress(ワードプレス)は、通常のパソコンにインストールされているOS(WindowsやMacOS)では使えないので、Webサーバーという場所にインストールします。
Webサーバーは、個人用のパソコンとはちょっと仕組みの違う、パソコンのバカでっかい版だと思ってください。
で、じゃあサーバをどうすりゃいいの?というと、自分で買うのではなくてレンタルサーバーを使います。
「レンタルサーバー」でネットを検索すると、沢山出てきます。あまりにも数が多いので何で判断すればいいかわからない。比較サイトも、これまたアホほど出てくるけど、結局どれがいいのか分からない。
大規模なネットワークを構築したり、毎月の閲覧数が100万PV(ページビュー)を超えるようなサイトを作ろうと思っているなら、ちゃんとスペックを比較して決める必要があります。でも、個人経営の整体院やサロンで運営する規模のブログに使うのなら、比較サイトで上位にランキングされているメジャーなレンタルサーバーであれば、ぶっちゃけどこを選んでも問題ありません。
サーバの機能や安定性、サポートやサービスの品質が悪いところは淘汰されていくので、上位に入ってくることはありません。
レンタルサーバを選ぶ2つの基準
ウェブサーバーを選ぶ基準は、サーバの機種や走っているプログラム、CPUの性能、転送量などなど色々とありますが、パソコンを選ぶのと同じで、細かく見ていくとキリがありません。
なので、選ぶポイントとしてはシンプルに大きく次の2つ。
1つは料金。レンタルサーバーというぐらいなので、利用するにはレンタル料がかかります。といっても年間で数千円~高くても1万円台。
リターンの見込みが薄い個人の日記や趣味として使うなら痛い出費かも知れませんが、整体院やサロンに集客するためのツールの1つとして考えるなら、大きな金額ではないと思います。
2つ目のポイントは、WordPress(ワードプレス)が簡単にインストールできるかどうか。
レンタルサーバーでWordPress(ワードプレス)を使うには、インストールが必要です。FTPという仕組みを使って、ウェブサーバにWordPress(ワードプレス)をインストールすることもできますが、ちょっとめんどくさい。
なので、レンタルサーバのサービスとしてWordPress(ワードプレス)が簡単にインストールできる機能があるというのは、結構大事です。特にパソコンやネットワークの設定が苦手な人にとっては、なくてはならないサービス。
とは言うものの、個人向けにも提供されているレンタルサーバは、WordPress(ワードプレス)などのCMSを使うことが一般的なので、どのレンタルサーバを選んでもインストールできる機能はついています。
ヒャクゴエ!山口のおすすめはエックスサーバー
で、じゃぁ僕のおすすめはどこかと言うとエックスサーバーというサービスを利用しています。
なぜかと言うと、基本的な機能とサービスは全部備えている上に、国内でのシェアが一番だから。
サービスの開始が2003年と古く、国内でずっとトップシェアのサービスなので、分からないことは検索すればすぐに出てくるのが最大のメリットです。
僕もエックスサーバー使っています。
このレンタル鯖じゃないと、絶対に嫌だ!!
ていう理由でもない限り、エックスサーバーにしとけば間違いありません。
ブログ集客の環境を準備しよう(独自ドメイン編)
ドメインとはインターネット上の住所のようなもので、世界に一つしかありません。
家の住所は市町村などの自治体が決めるので、好き勝手な住所を作ることはできないですよね。いくら僕が自宅の住所をグリーノア1にしたいと、市役所に行ってダダをこねても無理なものは無理。
だけど、ドメインは半角英数字で、文字数は3文字以上63文字以下の好きな文字列を選んで決めることができます。(日本語も使えるけどSEO的にはよくないので使わないほうがいい)
ただし、早いものがちです。
レンタルサーバーを契約するときには、ドメインも一緒に取得することになります。サーバーのレンタルとまとめてやってるところが多いので、レンタルサーバーを契約するときに独自ドメインの取得も一緒に済ませてしまいましょう。
基本的に、ドメインの取得と維持にはお金がかかりますが、レンタルサーバーを利用している間は無料や割引のサービスがセットになっていることが多いです。
ブログ集客の環境を準備しよう(WordPressテーマ編)
さて、ここまで来て、あなたのブログを公開するための入れ物の準備ができました。
で、次に考えるのが、どんな見た目にするのか、どんな機能をもたせるのか。です。
WordPress(ワードプレス)は単体ではブログを公開することはできなくて、「テーマ」を使うことで初めてブログとして機能するようになります。
テーマとはデザインや機能などのプログラム一式がセットになったもので、テーマを変えればデザインも機能も変わります。
車に例えるならばWordPress(ワードプレス)はエンジンで、テーマは足回りなどの駆動系や内装・外装のようなもの。エンジンは同じでもそれを乗せる入れ物が変われば、見た目も機能も変わるのと似ています。
WordPress(ワードプレス)自体も無料で提供されていますが、テーマも無料のものがたくさんあります。WordPress(ワードプレス)に初期インストールされている公式テーマもあるし、「WordPress テーマ 無料」で検索すると、山盛り出てきます。
タダで使えるなら、それでいいような気もしますが、結論から言うと、ちゃんとお金を払って有料のテーマを使いましょう。
有料テーマを使う理由1 基本的な機能が揃っている
WordPress(ワードプレス)はテーマによって備えている機能が異なります。プラグインという拡張機能を使えば機能を追加することができますが、問題なのは、どんな機能が必要なのかが、最初のうちはわからないこと。
であれば、最初からちゃんと機能が揃っている方がいいですよね。
もちろん、無料のテーマでもそれなりに機能は揃っていますが、基本的には有料テーマのほうがちゃんと作られています。
有料のテーマは有料なだけに完成度が高く、細かい微調整も必要ナシ。あれこれ手を加える必要もないので、ブログ公開までの時間も短縮できます。
有料テーマを使う理由2 サポートがある
テーマの使い方や設定がわからないとき、何かしらのトラブルが発生したときに、サポートが無いのはハッキリ言ってかなり不安ですよね。
僕はいま「STORK19」というテーマを使っていますが、トラブルだけじゃなく、ちょっとしたカスタマイズなどの方法も教えてもらえるので、めちゃくちゃ助かってます。
無料テーマには大きく2つのタイプがあります。
1つは有料テーマの機能限定版として使うものや、お試しとして使うもの。
無料で使い続けることもできますが、より充実した機能やサポートを使おうとすると有料版へアップグレードが求められます。
また、得てしてこういうタイプには、そこかしこに作った会社のロゴが散りばめられています。
2つ目のタイプは。プログラムが得意な個人やグループが作って、(趣味で)無料配布しているもの。このタイプはサポートはほぼ皆無。だからこその無料です。
有料テーマを使う理由3 バージョンアップへの対応
WordPress(ワードプレス)は頻繁にバージョンアップをしていきますが、テーマもそれにあわせてバージョンアップが必要です。小さなマイナーバージョンへの対応は不要だとしても、大きなアップデートへの対応は絶対に必要。じゃないと、ちゃんと機能しなくなります。
有料のテーマであれば、バージョンアップへの対応も安心ですが、個人が無料で提供しているようなテーマは、ここがかなり不安です。
提供してくれている開発者のパワーが足りなくて対応できなくなるということも考えられるし、「もう飽きたからや~んぺ」て手を引いちゃったら、それで終了。そのテーマは使えなくなります。これはプラグインにも共通することですが、無料のリソースは常にこのリスクが付きまといます。
もちろん、有料のテーマであっても、作っている会社の方針転換で事業を縮小しないとも限らないし、会社自体が潰れる可能性だってあります。
でも、そのテーマを使っている人が多く、かつそこからの収益が大きいなら、事業が縮小される可能性は低いし、かりに会社が潰れたとしても収益が出ているなら別の会社があとを引き継いでくれるでしょう。
てことで、テーマを選ぶ基準は、人気があって多く使われている有料テーマ、となります。
ヒャクゴエ!山口のおすすめはSTORK19
このブログはOPENCAGEという会社の「STORK19」というテーマを使っています。その前は同じ会社の「ALBATROSS」というテーマを使っていました。
STORK19は、ブログ向け有料テーマのランキングを見ると、だいたいトップ3ぐらいに入っている人気テーマです。
スマホの普及でネットを使う人の割合は、パソコンよりもスマホのほうが多くなりました。ということはスマホでも快適に見られることは、ブログを読んでもらうためにもメチャ重要。
いまどき、スマホ未対応なんてテーマは(多分)存在しないと思うけど、「STORK19」はスマホファーストを堂々と掲げているだけあって、スマホでの見やすさ・読みやすさを高めることに注力されています。
あなたが、
どうしてもこのテーマじゃなきゃ、ダメなんだ!!!
っていう理由がないなら、「STORK19」を選んでおけば、まぁ間違いありません。
弘法筆を択ばずと言いますが、僕は弘法大師ではないので筆を選びまくります。
プログラミングやサイト構築のスキルがあって、無料のテーマを使っても自分でカスタマイズできるっていうなら話は別ですが、そうじゃないなら、、、
悪いことは言いません。最初からちゃんとした有料テーマを使いましょう。
てことで、次は「ブログへのアクセスを集客につなげる仕組みを作る編」へ続きます。
そんなテキトーな理由で選ぶのか!!