仕事の成果を高めていくには、やったらやりっぱなしじゃダメ。ちゃんと PDCA をしないといけない。
そんなことは、誰だってわかってる。
でも、なかPDCAって回せないですよね。
そんなあなたに、簡単にPDCAサイクルを回せるようになる、ノートの書き方をお教えします。
PDCA サイクルとは
PDCAとは次の頭文字を取ったものです。
Plan:計画
Do:実績
Check:評価
Action:改善
まとめると、ちゃんと計画を立てて行動して、振り返りをして、次に活かせ ということ。
これを「PDCAを回す」とか「PDCAサイクルを回す」とか言ったりします。
行動するだけでエライ!
「PDCA」という言葉を知っている人は多いけど、ちゃんと実行できている人や組織はあまりありません。
まぁ、それだけ難しいっちゅーことです。
慣れるまでは。
でも、ほとんどの人は行動すらしてません。
繁盛してない、集客がうまくいかない、経営が苦しいというサロンや整体院で、一番多いのはなにも行動してないこと。
あ~だ、こ~だと考えてるだけで、なにも実行しないから、お客さんも来ないし、売上も作れない。
成功哲学の名著「思考は現実化する」を書いたナポレオン・ヒルも次のように言ってます。
人が目標を掲げたときに諦めるまでに、トライする回数の平均値は1回未満
つまりは、何の行動もしない人がたくさんいるということ。
だから、計画も立てなくても、振り返りもしなくても、改善もしなくても、行動するだけでもエライんです。
とはいえ、ただ闇雲に行動するだけでは、成長も成功も、なかなか実現できません。
ちゃんと成果を出すためには、やっぱりPDCAサイクルを回すことが大切です。
ちょ~簡単。PDCAノート術
じゃぁ、どないやってPDCAサイクルを回したらえぇねん?っていうあなたに、簡単なPDCAサイクルの書き方をお教えします。
じゃじゃ~ん。
The 手書き。
これだと、ノートに簡単にまとめることができるし、手帳にだってかけますよね。
では、それぞれの項目について解説していきます。
お題
全体のタイトル。あとで見て、何のPDCAなのかがわかればOKです。
例/2017年11月チラシポスティング
ゴール
目標設定。数値化できるものは、できるだけ数字で書きましょう。
例/新規集客10人など。
Plan(計画)
チラシの狙い、ターゲット、どんなメッセージにするかなど。チラシの内容や方向性、配布枚数、配布日時、配布エリアなども。
例/○○町の30台女性に向けて、冬太りしないために骨盤矯正で早めのケアを。
ベネフィットをイメージするスリムになった女性をメインビジュアルに。
Do(実績)
どれだけ問い合わせがあったのか、どれだけ集客できたのか、どれだけリピートに繋がったのかなど、実際の効果。
例/問合せ10件、来店8人、リピート6人、LTV2万円
Check(評価)
計画とのギャップ。気付き。狙い通りのお客さんが集客できたのか、なにに響いてきてくれたのかなど。チラシに限らず、広告の場合はお客さんへのヒアリングやアンケートが必須。
例/ほぼ狙い通りの客層が来店。早めの冬太り対策というワードが響いた。
Action(改善)
「C」をもとに、次のチラシをどう改善するか。
例/メインビジュアルをビフォーアフターに差し替え。配布部数を1万部に。
できれば、計画の段階から細かく書き出せればいいのですが、まずはPDCAサイクルを回すことに慣れるのが大事です。
だから、無理に細かくしていかなくても、最初はバックリとしたものでOK。
繰り返していくうちに、気になる場所が増えていくので、そうすると計画も評価もどんどん、細かくなっていきます。
まずは、PDCAを意識すること。
それを心がけましょう。
お金の無駄遣いを防ぐ

サロンや整体院で特にPDCAサイクルを意識してほしいのは、広告費。
広告代理店の営業マンの口車に乗って広告を出してるだけじゃ、お金をドブに捨て続けるようなもの。
同じ金額を使っても、1人でも2人でも多く集客できたほうがいいですよね。
そのためには、ちゃんとPDCAサイクルを回さないといけません。
適当に広告を作って、新規が何人か来たからOK!では、良かったのかどうか、改善点がどこなのかがわかりません。
集客できているからいいと思うかもしれませんが、ちゃんと評価と改善をすれば、より集客できるようになっていきます。
最初のうちは大変かもしれませんが、繁盛しているサロンや整体院は、間違いなくPDCAサイクルを回しています。
あなたも、繁盛サロンの仲間入りをしたいのなら、面倒くさがらずにPDCAサイクルを意識して、取り組んでみてください。
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