一言に「集客」といっても様々は方法があるから、どれがサロンや整体院で効果的に使えるのか、あるいは使えないのかを判断するのが難しいですよね。
ということで、今回ご紹介するのは、サロンや整体院ビジネスで使える集客方法についてです。
サロンや整体院で、集客に悩む人はとても多くいます。
というより、サロン経営者のほとんどが、集客方法については常に頭を悩ませているのではないでしょうか?
では、なぜ多くのサロン経営者が集客方法で悩んでいるのかというと、集客の基本的な5つの考え方と、どんな集客方法があるのかを知らないからです。
必要な知識がないので、なかなか集客を成功させることができていないわけですね。
ということで今回は、
サロン集客のための基本的な6つの考え方
サロンで使える集客方法17選 19選(2020年7月追記しました)
について、詳しく解説していきます。
サロンや整体院を経営するなら、集客を無視するわけにはいきません。
ぜひサロン集客についてしっかりと知識を増やして実践し、お客さんに困らないビジネスを展開してください。
まずは確認。効果的な集客方法を選ぶうえで必要な6つの前提条件
効果的なサロン集客を行うためには、まず知っておいてしい基本的な5つの考え方があります。
その5つの考え方とは、
- 勝手に決めつけない
- ターゲットを明確にする
- 勝手に集客できる仕組みを作る
- 安易に安売りしない
- PDCAを回すこと
- 自分を基準にしない
いくら多くの知識やアイデアがあったとしても、この6つの基本を無視していると、あなたにあった効果的な集客方法を選ぶことはできません。
だから、これから説明する6つのことはサロン集客の前提条件と呼べるものなのです。
それでは、1つずつ詳しく解説していきます。
サロン集客の「核」とも言える重要な部分になので、暗記できるぐらいまで、しっかりと読み込んでおいてください^^
サロン集客の前提条件1.勝手に決めつけない
あなたは、集客方法を選ぶときに、こんな決めつけをしちゃってませんか?
「SNSが流行っているからとにかく使うべき」
「チラシなんて、もう古いくて集客できない」
「今はネット集客が主流で、リアルでの集客は効果が低い」
「1度離れたお客さんは、もう戻ってこない」
などなど、ほかにも色々ありますが、とにかく集客方法を考えるときは「勝手に決めつけないこと」が、めちゃくちゃ重要なんです。
勝手に決めつけてしまうと、効果のある集客方法を最初から除外してしまうことにもなります。
中でもとくに陥りがちなのが、いま流行っているものにばかり目を向け、古い集客方法はもう使えないと決めつけてしまうパターン。
また、自分は口コミをあてにしないから、とか、動画を見ないから、という理由で集客方法を決めてしまう人も多くいます。
でも、集客方法を決めるのはあなたの行動ではなく、見込み客の行動です。あなたが口コミを見なくても見込み客が口コミを見ているなら、口コミを使うことは有効だということ。
もしあなたにも心当たりがあるなら、今すぐ「勝手な決めつけ」を頭の中から追い出してください。
そうすると、今まで見えていなかった集客方法に目が届くようになり、あなたのサロン集客にあった集客方法を見つけやすくなります。
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サロン集客の前提条件2.ターゲットを明確にする
集客をするときはターゲットをコレでもかというぐらい明確にして「ターゲットはどんな人なのか」、「そのお客さんはどこにいるのか」を言葉で表すようにしてください。
どんなに爆発的な効果のある集客方法でも、あなたの施術やサービスを欲しがるお客さんがいない場所でやっていては、当たり前ですが集客できません。
極端な例を挙げると、産後矯正の広告を男子大学生けに発信したところで、何の意味もありませんよね?
どんなに良い広告で合っても、それを目にする男子大学生性が必要としていないので、100%集客には繋がりません。
もしかすると、学生結婚をしていて奥さんが産後矯正に興味がある、というケースもあり得るかも知れませんが、そんなレアケースに期待していても効果はのびません。
ここまで極端な例はなかなかないにしても、あえて見込み客の少ない媒体で集客を行い、失敗している人は意外と多くいます。
こんなことにならないよう、ターゲティングはしっかりと行い、「ターゲット」と「ターゲットのいる場所」を明確にしてから、集客をはじめるようにしましょう。
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サロン集客の前提条件3.勝手に集客できる仕組みを作る
集客方法を考えるときには、自動で集客できる仕組みを作ることを意識しておいてください。
なぜかと言うと、仕組み化しなければ、集客を再現できなくなってしまうからです。
集客の仕組みづくりをするさいには、3つの基本的なステップがあります。
ステップ1|来院見込み度の高いお客さん候補を効率的に集める
ステップ2|お客さんから信頼を獲得する
ステップ3|あなたのサービスを選ぶべき理由を正しく伝える
つまりは、この3つをあるていど自動で行えるような仕組みを作ることが必要ということですね。
ネットとスマホが普及し、サロン・整体院業界でも比較検討が簡単にできるようになったことで、広告を見た見込み客をすぐに集客する、というワンステップマーケティングが難しくなってきています。
だから、サロンや整体院でもブログやSNSで見込み客を集め、発信する情報でお客さんの信頼を獲得し、メルマガやLINEで関係性を気づいてサービスの必要性を教育する、といった流れのツーステップマーケティングが一般的になりつつあります。
ついでに言うなら、このブログやブログから登録できるメルマガは、僕が作っているツーステップマーケティングの仕組の一環です。
サロン集客の前提条件4.安易に安売りしない
集客を行う場合、あなたが提供する施術やサービスについての価格設定を、しっかりと利益の出るものにしておかなければいけません。
はい。当たり前ですね。
どういうことかというと、手っ取り早く集客したいがために無理な値下げをしてしまう人がよくいるんですが、それは絶対にやめたほうがいいよ、ということです。
お客さんを集めたい、ということばかりに目が向いてしまい、値下げをした結果、十分な利益を出すことができずに経営が立ち行かなくなる、ということも珍しくありません。
集客はできていても儲けがないから広告も増やせず、あなたの収入も増えず、いつまで経っても忙しい、、、ということに陥ってしまいます。
このようなことにならないためにも、集客するときは、安易に値下げをせず、きっちりと利益がだせるように価格設定を考えておくことが大切です。
価格の安さで勝負するのではなく、あなたの価値通りの価格をキープしつつお客さんが集まる仕組みを作ってください。
サロン集客の前提条件5.PDCAを回すこと
集客するときはPDCAを回し、常に改善しながら進めていくようにしましょう。
PDCAとは「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」という、物事を改善するためのサイクルです。
結果にはいいことも悪いことも含まれるので、ただ「Action(改善)」するのではなく、ダメなところは改善し、いいところは伸ばしていくという意味で「Adjust(最適化)」とするケースもあります。
僕はこっちの方が好きです。
って、まぁ個人的な好みは、どうでもいいですね。
集客はうまくいくこともあれば、全然うまくいかないこともあります。ていうか、上手くいかないことの方が圧倒的に多いです。
もしくは、最初はうまくいっていたのに、気づくと集客できなくなっていく、という場合も少なくありません。
なので集客は常に、いまの手段や方法がうまく機能しているのか確認し、そのつど改善していくことが大切です。
上手くいかない手法にこだわり続けることは、お金と時間を浪費することでしかありません。
だからこそ、常に今行っている集客のデータを集め、改善できることはないか、うまくいっているのかどうか、といった確認は徹底するようにしましょう。
いつまでも同じやり方が通用すると考えないことが、変わり続ける時代の流れの中で生き残るコツの1つです。
サロン集客の前提条件6.自分を基準にしない
集客方法 と一言にいっても、色々とやることがあります。
例えばホームページ。
お客様の声をのせたり、ビフォーアフターをのせたり、施術者のプロフィールを書いたり、ブログをこまめに更新したりということは、当たり前になりつつあります。
でも、こんな風に言う人もいます。
「オレ、あんまり口コミとかレビューとか見ないし」
「施術者のプロフィールなんて、気にならへん」
「ブログなんか読まへんし。時間のムダや」
だから、自分のホームページでも、口コミやブログをのせない。
もしあなたが、そんな考えをしているなら、メチャクチャ大きな間違いを犯しています。
自分を基準にして集客方法を考えてはダメ
あなたはレビューを参考にしないし、ブログも読まないし、プロフィールも気にしないかも知れません。
でも、残念ながらターゲットはあなたではありません。
あなたと同じよう、レビューやブログやプロフィールを読まないという人だけをターゲットにするのなら、それでいいと思いますが、それでは集客出来ないのが、いまの世の中です。
8割の人は口コミを参考にしている
ある調査では、ネットで買物をしたり、お店を探したり、旅行先を決めたりするときに約8割の人が、何かしらの口コミやレビューを参考にしているそうです。
それは、そのお店などのホームページの事もあれば、口コミサイトやクーポンサイトということもあります。
また、最近だとフェイスブックや個人ブログなどのSNSで、評価を調べるという人も増えているようです。
つまり、口コミを載せないということは、この8割の人がターゲットから外れてしまうということ。それって、かなり思い切った決断ですよね。
残りの2割で集客を勝負する?
じゃぁ、同じような考え方の残りの2割をターゲットにして集客するから、いいんだ!
というのは、ちょっと考えが浅はか。
残りの2割の人も、口こみなどを参考にするかどうかは別として、検索で上位に出てきたサロンのサイトを順番に見ていきます。
で、口コミを参考にしなかったとしても、施術の内容や立地、価格などがの情報が納得いくものであれば、そのサロンに予約を入れます。
そうして、取りこぼれた人があなたのサイトに訪れるのです。
つまり、口コミを参考にしない2割全部を狙えるわけではなく、全体から見ると1割にもみたいない人達にしか、相手にしてもらえないのです。
集客のためにできることは全部やる!ぐらいのつもりで望む
これは、口コミやブログに限りません。
集客には色々な方法があります。
あなたが
「ポスティングのチラシは見ずに捨てる」 からといって、見込み客も同じではありません。
「フェイズブックやってない」 からといって、ターゲットがやっていないわけではありません。
集客の基本は、より多くの人に知ってもらうこと。
競争が厳しくなっているいま、新聞折込も、クーポン誌も、クーポンサイトも、フェイスブックも、LINEも、You Tubeも、DMも、なんもかんも、できることは全部やっていかないと多くの人をターゲットにして集客出来ないのです。
どんな集客方法を使うかの基準は、あくまでもターゲット。
自分を基準に考えていては、どんなに良い広告でもターゲットに届きませんよ。
【一覧】サロン・整体院で使える集客方法17種類 19種類
まずは、実際に使える集客方法19種類を一覧で紹介していきます。
- チラシで集客する
- DM(ダイレクトメール)で集客する
- 手書き看板で集客する
- 既存客の紹介で集客する
- 無料セミナーで集客する
- タウン誌の広告で集客する
- 新聞広告で集客する
- 休眠客掘り起こしで集客する
- ホームページで集客する
- SEO対策で集客する
- ランディングページで集客する
- オウンドメディアで集客する
- SNSで集客する
- 動画共有サイトで集客する
- 口コミサイトで集客する
- ソーシャルメディア広告で集客する
- リスティング広告で集客する
- MEOで集客する(2020年7月追記)
- オンラインセミナーで集客する(2020年7月追記)
ざっと、一覧を見て、
こんな方法、サロンの集客には使えないよ ・・・
と思ったものはありますか?
実は、その思い込みがあなたの集客が上手くいっていない原因かも知れません
サロン集客の前提条件の1つ目にも書いたように、勝手な決めつけをしないことは、とても重要です。
なので、まずはフラットな気持ちで、この先を読み進めてください。
集客する場合、基本的にはこれらの集客方法からあなたのサロンに合っているものを探す、という流れになります。
それでは1つずつ詳しく説明していきますので、あなたのサロンと相性がいい方法がないか、探してみてください。
ちなみに、
1個目~8個目まではリアル媒体で行う集客方法
9個目~16個目まではネット媒体で行う集客方法
になっています。
では、それぞれについて解説していきましょう。