Googleマイビジネスに登録したからMEO対策はバッチリ!なんて思っていませんか?確かに地図アプリの中でGoogleマップのユーザーはダントツに多いので、MEO対策はまずGoogleから始めるべき。
でも、Apple製品に標準搭載されている『Appleマップ』に登録すれば、さらにローカル検索からの来店を増やすことができますよ。
このページでは、『Apple マップ』にあなたのサロン情報を登録する方法を解説していきます。
いまやサロン集客に必須のローカル検索とMEOとは
サロンや整体院での集客を考えるとき、ネット集客はなくてはならないものになってきました。
なかでも「地域名+症状」や「地域名+業種」のように地域名とあわせて検索されるローカル検索は、スマートフォン普及の影響もあって、どんどん重みを増してきています。
一般的にMEO対策というと、Googleマイビジネスを使ったGoogleマップのへのMEO対策を指します。
でも、Googleマップほどではないですが、世界的に多くのユーザーがいるマップアプリがあります。
それがアップル社が提供している『Appleマップ』です。
Apple マップに登録することで、Googlマップでは取りこぼしてしまう見込み客にも、あなたのサロンを知ってもらうことができますよ。
Appleマップとは?
スマホやタブレットのシェアは、世界的に見るとGoogleのAndroidが圧倒的に優勢ですが、日本は例外的にIphoneユーザーがAndroidスマホのユーザーを上回っています。
出典:https://webrage.jp/othersdl/share_databook/
IOSでのデフォルトのアップアプリは当然ながら『Appleマップ』です。ということは日本のスマートフォンユーザーのうち56%は『Appleマップ』も持っているということ。
GoogleマップはLINEの次によく使われているアプリなので、IOS端末を使っている人もGoogleマップをインストールしていると思われます(僕もGoogleマップを使っています)。だけど、地図アプリは1つで十分だったり、何が何でもアップル製品を使い続けるというハードマカーなどGoogleマップを使わずに『Appleマップ』を使い続けている人もいます。
『Appleマップ』は、Foursquare(https://ja.foursquare.com/)や、YELP(https://www.yelp.co.jp/)、食べログなどの情報を使っているので、飲食店や物販店はある程度、掲載されている店舗もあるし、個別の情報も充実しています。
でも、サロンや整体院などの情報は、Appleマップで検索しても皆無と言っていいぐらいありません。
そして、これが重要なんですが、いくらGoogleマイビジネスを使ったMEO対策をしていてもAppleマップには反映されません。
てことは、Appleマップユーザーにとっては、あなたのサロンは存在しないのと同じ。
でも、できるならば『Appleマップ』ユーザーにも、あなたのサロンを見つけてほしいし、知ってほしい。そして、来店してほしいですよね。
GoogleマップとAppleマップでそれぐらい掲載数が違うのか?
試しにGoogleマップを使って「梅田 整体」で検索してみると、こんな感じ。
マークが重なって数え切れないぐらいに出てきます。超激戦区ですね。
でも、Appleマップで同じく「梅田 整体」で検索すると、、、
なんと5件しか出てきません。Googleマップと比べると1/4以下の掲載数です。
ちなみに僕の自宅の最寄り駅+整体で調べてみると、Googleマップは18件。一方のAppleマップは、これまたびっくり0件でした。
一度、あなたのサロン近辺でもGoogleマップとApple マップを使って検索してみてください。僕の自宅近くみたいに0件ってことも、いくらでもありえますよ。
これって恐ろしいぐらい穴場、だとは思いませんか?
てことで、Appleマップにもサロン情報を登録して、マップからの来店を増やしましょう!
Appleマップに登録する前に
Appleマップに登録するには、まず『AppleID』を取得する必要があります。Googleマイビジネスに登録するのに、Googleアカウントが必要なのと同じですね。
もともとMacやIphoneなどのアップル製品を使っている人は、すでに『AppleID』を持っっていると思います。
でも、スマホを持ってるけどAndroidしか使ったことがない、っていう場合は、新たにAppleIDを作ることになります。
すでにAppleIDを持っている場合は、ここは飛ばして『Appleマップに登録する』まで進みましょう。
AppleIDを取得する
まずは、AppleIDのサイトにアクセスします。
『Apple IDを作成』を選ぶと、アカウント作成に必要な情報を入力する画面が開くので必要事項を入力ていきましょう。
全部の項目を入力して画像認証を終えると、新しい『AppleID』が発行されます。『Appleマップ』に情報を登録するときはこのIDとパスワードが必要になるので忘れないように、メモっときましょう。
Appleマップに登録する
『Apple ID』が取得できれば、次は『Apple マップ』に、サロンの情報を登録していきます。
①Apple Maps Connectにアクセス
まずは『Apple Maps Connect』にアクセスしましょう。
Apple Maps Connect
https://mapsconnect.apple.com/
②サインイン:IDとパスワードを入力
サイトにアクセスすると、サインインを求められるので、さきほど取得した『Apple ID』とパスワードを使ってログインします。
③サインイン:2ファクタ認証
IDとパスワードを入力すると、『Apple ID』をさくせいしたときに登録した携帯電話に6桁の認証コードがショートメッセージで送られてきます。
認証コードを入力して、サインインを完了しましょう。
④サロンの詳細情報を追加する
ログイン後に表示される画面で『+場所を追加』をクリックすると、地図情報を登録する画面が表示されるので、サロンの詳細情報を入力していきましょう。
言語選択
日本語で問題ないですよね。
場所を検索して登録
名前はまだ登録されていないので、住所を入力して検索をクリックしましょう
基本情報を登録
屋号・カテゴリなどを入力していきます。
電話番号を入力するフィールドがありますが、審査の段階で実際にサロンの存在確認と営業しているかを確認する電話がこの番号にかかってきます。
カテゴリ選択
あなたのサロンにあったカテゴリを選択しましょう。適当なカテゴリがない場合は申請して追加することもできようです。どれぐらい認められるかは分かりませんが、いいのがなければダメ元で申請してみましょう。
地図情報の登録とプロット
詳細な住所情報を入力します。
地図上でサロンの場所にピンを設定します。
営業時間を登録する
定休日はもちろん、曜日ごと営業時間も設定しましょう。
WEBリンクを登録する
マップ上からリンクするすWEBリンクを登録することができます。
ホームページやブログなどのサイトだけじゃなく、Facebookページやツイッターをリンクさせることもできるので、SNSも活用しているならリンクさせときましょう。
審査に提出
必要な項目の入力がすべて完了すると、審査に提出します。
電話での存在確認ができて、登録されている内容に問題がなければ2~3週間程度で審査が完了し、晴れて『Apple マップ』上にあなたのサロンが登場します。
まとめ
今回は『Apple マップ』にサロン情報を登録する方法を解説しました。
MEO(マップエンジン最適化)対策といえば、何をおいてもGoogleマイビジネスとGoogleマップです。
でも、Appleマップを始めとしたGoogleマップ以外の地図サービスも充実してきつつあります。
なかでも『Apple Maps』はユーザーが多いので、Googleマップを使ったMEOが一段落したら、次はAppleマップにチャレンジしてみてください。
他のサロンよりも早く行動すれば、それだけ集客もしやすくなりますよ。
AppleID
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