トマトジュース 、 といえばカゴメ。
というぐらい、 トマトジュース の定番中の定番。
誰もが知っている有名な トマトジュースですが、 2016年の商品リニューアルをきっかけに、 売上が前年比30%アップ。2017年も25%アップと爆発的に売り上げが伸びているそうです。
2015年の売上を100とすると、 2017年は162.5。なんと2年で60%以上も売上がアップしているのです。
新しい商品ならともかく、 カゴメのトマトジュースが最初に発売されたのは1933年。
和暦になおすと昭和8年!
80年以上も昔からある商品が急に世間に知れ渡って、 それまで知らなかった人に飲まれだす。なんてことも考えにくいですよね。
っていうか、 すでにめっちゃメジャーな商品やし。
じゃ、 なんでそんなに売上がアップしたんでしょうか?
気になりますよね。
え、 気にならない?
そんなこと言わずに、 つづきを読んで見てくださいな^^
売上げアップの秘密は、 、 、
味が美味しくなった?
トマトの品種を変えた?
安くなった?
チャクチャお金をかけてプロモーションした?
いえいえ。
どれも違います。
味も中身も変えてないし、 大きなプロモーションもしていません。
変えたのは、 、 、
パッケージに次の言葉を書き加えただけ。
「血中コレステロールが気になる方に」
「血圧が高めの方に」
このひとことを入れただけで、 コレステロールや高血圧が気になっている人、 健康志向の高い人たちの注目を引き、 売上が上がったわけです。
見込み客の頭の中の言葉を使う
普通、 売上を上げようと思うと、 サービスや商品の改善や開発、 プロモーションを変えないといけないと思いがちですよね。
でも、 このカゴメのトマトジュースのように、 ターゲットを絞り、 その人たちが気にしている言葉、 頭の中にある言葉を使うことでも売れるのです。
これならパッケージのデザインをちょっと変えただけなので、 商品を開発したり、 大掛かりなプロモーションをすることに比べれば、 ものすごく低コストですみますよね。
サロンや整体院でも同じことがいえます。
やってしまいがちな間違いが、 多くの人を対象にしたほうが集客しやすく、 売上が上がると思って、 幅広い人に向けたサービスや広告を作ってしまうこと。
色んな人に向けている、 ということは、呼びかけやメッセージがぼやっとしてしまって、 結局は誰にも届かなくなってしまいます。
ただ単に

って呼びかけても、 あんまり反応する人はいません。
「太っている」 って言うのは具体的なようで、 実はメチャクチャ曖昧です。
どこまではやせていて、 どこ以上が太っているっていうのは完全に主観ですからね。
それよりも

と呼びかけたほうが、 メッッセージが届きますよね。
あるいは

とか。
他にも



などなど。
少し考えれば、 どんどん出てきますよね^^
この機会に一度見直してみると、 トマトジュースのように、 ガッツンと売上を伸ばすことができるかもしれませんよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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サロン集客塾 ヒャクゴエ!の山口でした。