1人サロン経営で成功するマインドセットを作るための7つの質問

成功 鉄則

「マインドセット」という言葉を聞いたことありますか?

なんか怪しい・・・
宗教じみてる・・・

なんて、言葉面だけで身構えてしまう人も多くいます。

でも、
僕達の行動はマインドセットに支配されていると言っても、過言ではありません。

だから

なかなか行動に移せない・・・
いつまでたっても独立開業できない・・・
やることは山ほどあるのにやる気が・・・

てな感じで悩んでるなら、マインドセットを変えれば行動が変わります。

そして、行動が変われば結果が変わります。

マインドセット?

つまり。
「月商100万円サロンの経営者」というマインドセットを作ることができれば、結果もそれに伴ってくるのです。

マインドセット=考え方の癖

マインドセット」と英語(カタカナですけど…)で書くとわかりにくいですよね。

<マインド=心>を<セット=置く?整える?>???

英語なので、日本人の僕には、いまいちズバッと頭に入ってきません。

でも、意味を考えて訳すとわかりやすくなります。

僕はマインドセットを<考え方のクセ>と捉えています。

マインドセットはこれまで経験したことや、社会、文化、行動様式、教育、環境。
自分で選択してきた行動、読んだ本、聞いた話などの積み重ねで作られていくもの。

たとえば。
僕は日本で生まれ育ったので「俺は日本人だ!」というマインドセットを持っています。

僕は「日本人」なので、お家の中に入るときは靴を脱ぐし、人にあった時は頭を下げて会釈します。

お座敷では正座をするし、温泉では水着を着ないで裸になります。

宝くじが当たってくれ~と、神頼みするときには合掌します。
間違っても、十字を切ったりしません。
ショックなことがあったからといって、「オーマイガー!」なんて叫んだりしません。

こういったことは意識してやっているのではなく、ほぼ無意識にしていることです。

それもこれも、僕がずっと日本で生まれ育ったことで、「日本人だ!」というマインドセットができているから。

日本人としてのマインドセット=考え方のクセが、僕の行動を無意識レベルで支配して、模範的かどうかは分かりませんが、一般的な日本人としての行動をとらせているのです。

おなじように、今のあなたの行動だって、知らず知らずのうちに作られてきたマインドセットに支配されているのです。

雇われマインドと経営者マインド

独立開業できない人は経営者、あるいは事業主というマインドセットができていません。

雇われスタッフというマインドセットに縛られているので、独立するにはどうすればいいのか?
という考え方ができません。

そうすると開業するための行動がとれないので、いつまでたっても自分のサロンを開いて独立開業することができないのです。

すでに独立開業していても、うまく集客できない、売り上げが上がらない、利益が出ないという人は優秀な経営者、稼ぐ事業主というマインドセット=考え方ができていません。

だから集客に徹底して売り上げをあげる!という決断ができないし、その結果として集客ができず、もちろん売り上げも上がらないのです。

ちなみに、集客ができない、売り上げが上がらないなど経営に苦しむ経営者に多い共通点は、「なにもしていない」ということです。

驚くかも知れませんが、ホントです。

集客が上手くいかないので
チラシをまこうかな
フリーペーパーに載せようかな
PPC出そうかな、などなど
色々と考えてはいます。

でも、いざやるとなったら

「効果あるかわからないしな・・・」
「発注するのめんどくさいしな・・・」
「やったことないから分からんしな・・・」

なんて言い訳を並べ立てて、、結局なんの行動もとりません。

なんの行動もしていないので、なんの結果も生み出しません。

当たり前ですよね^^

こういった人たちは、何かやろうと思いついても言い訳を考えて、結局行動しないということを繰り返すことで

「何かやろうと思っても、言い訳を考えて結局行動しない」
というマインドセットを自分で作ってしまっているし、行動もそうなっています。

どんなにガンバっても結果はコントロールできない

人間は基本的に怠け者です。

だからマインドセットや決断や行動を、スッポーンとすっ飛ばして、結果だけを欲しがります。

それは例えば、予約で一杯になっていることだったり、月商100万円だったり、年収1000万円だったりします。

でも『結果』というのものは、あなたの行動以外にも様々な要因が絡み合います。
なので、実のところ、結果はコントロールできません。

例えば、あなたのサロンにところに来たお客様が、とてもあなたの施術や人柄を気に入って、効果にも満足してくれました。

そこでリピートをおすすめしたところ、

「明日、シーランド公国に引っ越しするから、もう来ることができない」

と言います。

どうしようもないですよね?

シーランド公国

例は少し極端ですが

予定外の出張が多くて予定が組めない
出費がつづいてお金がない
台風で電車が動かない
子供が熱を出した。

などなど

どんなにあなたの行動が完璧だったとしても、他にも色々な要素が絡んでくるので、完全に望む結果にはなりえません。

でも、あなたの行動までは、あなたの意思でコントロールすることができます。

こまめにSNSに投稿する
ブログを更新する
毎月チラシを5000枚ポスティングする
毎日メルマガを書く
休眠客にお手紙を書く

などなど

望む結果に繋がるであろう行動は、あなたの意思でコントロールできます。

もちろん、すべての行動が100%いい結果に繋がるというわけではありませんが、なにも行動しなければ、可能性は0%です。

このように結果はコントロールできません。

でも、あなたが望む結果に繋がるマインドセットを作ることで、決断が変わり、行動が変わり、よりよい結果を導き出すことができるようになります。

反対に結果だけにフォーカスしても、マインドセットが年収300万円のままだと決断も行動も伴わず、もちろん結果に繋がりません。

年収300万円の人は、年収300万円の考え方に沿った決断をし、それに沿った行動しかしていないのです。

だから、移動中にスマホでゲームをしてしまうし、暇があると動画をダラダラ見てしまうし、気がつくと何時間もネットで無駄に時間を過ごしてしまうのです。

空き時間を利用して本を読んだり、経営や集客の勉強しようとしないし、自己投資に時間とお金をかけようとしないのです。

その行動の結果がどうなるか、、、

改めて考えるまでもないですよね^^

マインドセットを変える方法

ここまで読んできてマインドセットの大切さが分かってもらえたことだと思います。

でも残念ながら、マインドセットは、すぐに変わるできるものではありません。

なので、この記事を読み終わったときに、いきなり「月商100万円を稼ぐ!」マインドセットができているということは、たぶんありません。

まぁ、そんなにコロコロとマインドセットが変わってたら、逆に何もできなくなってしまいますけどね。

でも毎日毎日、少しづつ積み重ねていくことで「日本人」というマインドセットができるように、「月商100万円」というマインドセットも、毎日の積み重ねで作ることができます。

そのための準備がこのステップの質問です。

Question①

何のために月商100万円が必要ですか?

明確な目的は行動の原動力です。

例えば
子供が小学校に入るまでに1戸建てを建てるため
50歳でリタイヤしてハワイに移住するため
他店舗、フランチャイズ展開するため

などなど。

なぜ、今よりも、もっとたくさん稼ぎたいのか。

たくさんあるなら、思いつく限り書き出しましょう。
それだけ、あなたを動かす力が強くなります。

「~するため」とすると書きやすいですよ。

Question2

いつまでに月商100万円を達成しますか?
具体的に●●年●●月で答えてください。

期限の決まっていない目標は、ただの妄想に過ぎません。
目標に期限をつけるから計画を立てることができ、計画を立てるから行動に移せるのです。

なので、いつまでに月商100万円を実現するのかの具体的な目標を考えてみてください。

まずは、この宿題1と2を手帳などに書きます。
そして、毎日読み返します。できれば朝晩。日中も折に触れて。

そうすることで、マインドセットが少しづつ変わっていきます。

そして、「月商100万円を稼ぐ優秀なサロン経営者」というマインドセットを作ることができれば、月商100万円のための決断ができるようになるし、そのための行動をとれるようになります。

そうすれば、結果はおのずとついてきますよ。

集客ができないと・・・

あなたのいちばん大事な仕事はなんですか?

サロンや整体院をしている以上、施術はとても大きく重要なコアスキルです。

だから、みんな施術の技術や知識を磨くし、日々、練習や勉強を怠りません。

腕が良ければ一度受けてもらえば分かってもらえる。
だから、技術を向上させる。

もちろん、それもめっちゃ大事。

どんなに立地がよくても、どんなにおしゃれな内装でも、どんなにサービスが良くても、施術がイケてなかったら、お客さんはリピートしてくれません。

でも、お客さんがリピートするかどうかを判断するということは、1回目の施術を受け来てもらってからの話。

どんなに素晴らしい技術を持っていても、どんなに知識が豊富でも、どんなに臨床経験が多くても、どんなに素晴らしい接客ができても、、、

お客さんが来なければ、誰にも施術を受けてもらえません。

あなたの技術を発揮するためには、お客さんを呼び込まないといけないのです。そうしないと、せっかくの技術も知識も経験も熱意も、宝の持ち腐れで終わってしまいます。

雇われのうちは会社やオーナー、店長・院長などがお客さんを集めてくれていました。

だから、あなたは技術や知識を磨くことに集中できていたのです。

マーケッターというマインドセット

こんなふうに「集客・集客」というと、「そんなん考えんと眼の前の施術に集中したいねん!」という人も、たくさんいます。

その気持もわからなくはありません。
僕も開業当初はそうでした。

「チャチャっと集客して、良い施術をしてたら、口コミや紹介で勝手にお客さんは増えていくやろ」なんて考えていました。
いまになって思い返すと、考えが甘いを通り越して、妄想の域に達してましたね。。。

でも、経営者である以上は集客のことを考えなければ、サロンの経営は成り立ちません。

前回、お伝えした「経営者」としてのマインドセットには、マーケターとしての役割も含まれています。

噛み砕くと「あなたののサロンにお客さんを集める人」という役割とマインドセットです。

これを自分の重要な役割として認識しているのといないとでは、大きな差となって現れます。

「ただの施術者」でいられるのは雇われのうちだけ。たとえ小さくてもサロンの経営者となる以上「あなたのいちばん大事な仕事は集客」です。

これをしっかりと頭に入れておいてください。

売上を構成する要素

「今月は新規少ないなぁ・・・」
「予約の空きが多い気が・・・」
「売上が厳しい・・・」

よくある悩みですよね。
僕もかつては、毎日毎日、起きてるときも寝てるあいだも、ず~っと考えてました。

でも。
残念がら、これでは何も解決できません。

それは、どこに問題があるかわからないから。
問題がどこにあるのかわからなければ、当然、原因もわかりません。

原因がわからなければ改善もできず、いっこうに売上は上がらないまま・・・

なんてことになってしまいます。

「USAトゥデイ」「ワシントンポスト」など、多くのメディアから高い評価を得て「マーケティングの天才」と評されたアメリカのマーケティングコンサルタント
ジェイ・エイブラハムは売上を3つの要素でできていると言いました。

売上=客数×客単価×購入頻度(リピート)

簡単な掛け算ですよね。まずは、ここから数値化するクセをつけていきましょう。

そうすると弱みと強みが見えてくるようになります。

ただ単に「売上が低いな~・・・」

では、バックリしすぎていて、どこに問題があるのかわかりません。

客数が少ないのか、客単価が低いのか、リピート回数が少ないのか。

客数が少ないとしたら、新規客が少ないのか、リピート客が少ないのか。

こんなことも、数値化して初めて問題を具体的に捉えることができ、問題が具体化できるから改善もできるのです。

逆に、数値化しなければ、どこに問題があるのかを見極めることができないので、改善もできません。

数値化とは問題を見える化すること。

単に売上を把握するためだけじゃなく、経営状態をより良くしていくために、大きな塊じゃなく分解して数字で考えるクセを付けましょう。

※ジェイ・エイブラハムは、マーケティングのバイブル的な本をたくさん書いています。

中でも「ハイパワー・マーケティング」は経営者必読の書。まだ読んでないなら、強くおすすめします。

売上を2倍にする方法

売上を2倍にするのって、めちゃくちゃ大変そうですよね。

仮に今の売上と内訳が

客数:10人×単価:10,000円×リピート回数:3回=売上:300,000円 

の場合。
どれかの数字を2倍にすれば、とうぜん売上も2倍になります。

だったら、客数を2倍にする?
そんな簡単に集客できたら、そもそも売上に悩まないですよね。

単価を2倍にする?
そんな無茶なことをしたら、お客さんが来なくなりますよね。

リピート頻度を2倍にする?
これまでの2倍来てくれー!って言っても無理ですよね。

じゃぁ、どうしましょう?
諦めますか?

こんな時も数字で考えると、わかりやすくなります。

どれかを2倍にするのが無理なら、客数・単価・回数を少しずつ増やしてみたらどうでしょう?

1.2倍にしてみると。

客数:12人×単価:12,000円×リピート回数:3.6回=売上:518,400円 

一気に20万円以上も売上が上がりました。

次はもう少し増やして1.3倍。

客数:13人×単価:13,000円×リピート回数:3.9回=売上:659,100円 

なんと。
これだけで売上が2倍になりました♪

じゃぁ、1.5倍まで増やすと、、、
どうなるでしょう?

客数:15人×単価:15,000円×リピート回数:4.5回=売上:1,012,500円! 

100万円越してしまいました\(^o^)/

客数・単価・回数のどれかを2倍って大変だけど、1.3倍ぐらいなら、手が届きそうじゃないですか?

というか、1.3倍にするなんて無理!て言ってるようじゃ、月商100万円なんて絶ッッ体に達成できないですけどね(^^)

ちなみに、全部を2倍にできれば、2の3乗なので8倍になります。

こういったことも、売上をバクっと大きな塊として捉えるのではなく、数値化して分解するからこそ考えられるようになるのです。

ってことで、このセクションの質問です。

集客を増やし、売上を増やすためには、まずはどこに問題があるのかを突き止めることから。
ということで、あなたのサロンの今の状況をできる限り数値化してください。

Question3

・売上はいくら?
・新規は何人?
・リピートは何人?
・リピート率は何%?
・平均リピート回数は何回?
・客単価はいくらですか?
・新規の集客方法ごとの人数と売上はいくら?
・広告費はいくら?
・利益はいくらか?

できるだけ具体的に、数字に落とし込んでください。
パッと見て、まったく見当もつかない・・・っていうんだったら、かなりやばいですよ。

最後になりましたが、ここでクイズです。
5万円分の広告を出して、新規が2人集客できました。
初回お試しの金額は5,000円なので、新規客2人での売上は合計すると1万円。

この広告は成功でしょうか?
それとも失敗でしょうか?

5倍!!!

新規集客だけでは利益は出ない

経営を安定させるために、ぜひとも知っておいてほしいことがあります。

それがライフタイムバリュー【Life Time Value】。略して「LTV」です。

日本語では「顧客生涯価値」と訳されます。

一人のお客さんが生涯のうちに、どれぐらいの売上をもたらしてくれるのか?
ということ。

例えば、年に1度、1万円の売上があるお客さんが、亡くなるまでの50年間通い続けると、その人の生涯顧客価値は50万円。100年なら100万円となります。

とは言え、サロンでそんな長いスパンで見ていても、あんまり意味がありません。

「生涯」という訳し方が紛らわしいですが「Life Time」には<存続期間・継続期間>という意味もあるので、「顧客として継続している期間に発生する価値」と考えた方が分かりやすいと思います。

まだまだ堅苦しいですけどね。(*_*)

LTVの期間の出し方は、業種や扱う商材、サービスによって異なりますが、個人経営の1人サロンの場合は2~3ヶ月が限界かなと思っています。

なぜなら、新規集客のコストは基本的に先行投資だから。

資金的に体力のない個人サロンは、あまり顧客獲得にジャバジャバとお金を投資できません。

10万円投資して集客しても、回収できるのが5年先ではサロンが潰れてしまいます。

なので、できれば2ヶ月。
長くても3ヶ月と考えましょう。

新規はリピートの5倍大変

忘れてはいけないのは「LTV」の隠れた大前提。

それは、「お客さんがリピートする」ということ。リピートせずに1回だけの来院で終わるなら、期間が1日だろうが100年だろうが、LTVは1回の料金のままです。

サロン経営に限らず、ビジネスを安定させ、成功させるにはリピートがとても重要です。
LTVはリピートがうまく獲得・継続できているかの指標でもあります。

マーケティングで、よく使われる数字に、次のようなものがあります。

 リピート:新規=1:5

どういうことかというと、リピート客を維持するコストに対して、新規顧客を獲得するにはコストは5倍かかるということ。

リピート客を維持するコストには、ニュースレターや時候の挨拶などのレター、誕生日や記念日の贈り物、オプションやコースのお試しサービスなどが考えられます。

いずれにしても、それほど大きなコストではありませんよね。

一方、新規獲得コストとは、いわゆる広告費。

競合の増加やネット普及などの影響で、最近の整体院やサロン業界では顧客獲得コスト(新規客1人にいくら必要か)が10,000円というケースも珍しくありません。

そう考えると、1:5どころではなく、1:10で考えても少ないかもしれません。

それだけ新規集客にはお金がかかるということ。
ついでに手間もかかります。

利益は新規集客ではなくリピートで作り出す

では、具体的な数字を使って考えてみましょう。

ちょっと数字がたくさん出てきますが、数字で考えることに慣れていきましょうね(^^)

1回の施術が10,000円で、初回施術は5,000円。
5回目のリピートに2ヶ月かかるとして、2ヶ月間のLTVを算出しています。ラベルLTV期間の売上÷新規客数

ケース1

新規顧客:25人 
新規売上:125,000円(5,000円×25人)
2回目リピート率:32%(8人)80,000円
3回目リピート率:25%(4人)40,000円
4回目リピート率:8%(2人)20,000円
5回目リピート率:4%(1人)10,000円
総売上: 275,000円
新規獲得コスト:100,000円
1人獲得コスト:4,000円
利益:175,000円

10万円で25人も集客できているので、1人獲得コスト4000円。
かなり安価に集客できているのでこれはOK。

でも、リピート率が低いので、利益はほとんど残せていません。
総売上の275,000円を25人で割ると11,000円。

4,000円で集めたお客さんが11,000円の売上なので、1人あたり7,000円の利益。

2ヶ月間のLTV:7,000円
※1人のお客さんが2ヶ月間で7,000円の利益を生み出す

新規はいっぱい来るけどリピートが少なくて、儲かっていないサロンの典型的なパターンですね。

ケース2

新規集客:10人 
新規売上:50,000円(5,000円×10人)
2回目リピート率:80%(8人)80,000円
3回目リピート率:80%(8人)80,000円
4回目リピート率:80%(8人)80,000円
5回目リピート率:80%(8人)80,000円
3ヶ月の総売上:370,000円
新規獲得コスト:100,000円
1人獲得コスト:1万円
利益:270,000円

10万円で10人の集客なので1人あたり1万円。けっこうかかってますね。
でも、リピート率が高いので、それだけ売上も利益も大きくなっています。

総売上の370,000円を10人で割ると約37,000円。

1人獲得するのに10,000円かかってますが37,000円の売上なので、1人あたり27,000円の利益

2ヶ月間のLTV:27,000円
※1人のお客さんが2ヶ月間で27,000円の利益を生み出す

新規獲得コストだけを見てみると4,000円と1万円なので、ケース①の方が2.5倍も効率よく集客できているように見えます。

でも、リピート率が低いのでLTVで見てみると、2ヶ月間の利益に20,000円も差が出てしまいました。

しかもケース2はリピートが8人続いているので、この先、まだまだ利益は大きくなっています。

こういうケース1のような状態のことを、通称【ザル経営】といいます。

こうしてみてみると、リピートの重要性がわかってもらえると思います。

新規集客はもちろん大事。

新規のお客さんが来なければ、リピートもへったくれもありません。

でも、どれだけ新規集客できても、しっかりリピートする仕組みがなければ、次から次に集客しては抜け落ちていく【ザル】になってしまいます。

例のケースでは25人集客できていますが、競合の出現や季節要因などで新規が減ると利益はもっと薄くなり、経営は立ち行かなくなります。

経営の安定化には、リピートが最重要なのです。

あなたのサロンには、ちゃんとリピートにつながる仕組みはありますか?

てなことで、またまた質問の時間です。

Question4

あなたのサロンの直近3ヶ月のLTVはいくらですか?

LTVの期間を何ヶ月にするのかは、サロンのコースやリピート期間などで決めてください。

【計算方法:LTV期間の売上÷新規客数】

その月に来た新規客全員のLTV期間売上を、新規客の人数で割ります。

新規客が10人、2ヶ月間で30万円売り上げた場合、30万円÷10人=3万円 となります。

Question5

LTVが計算できたら、広告の費用対効果も計算しましょう

LTVとその月のすべての広告費を比較することで、費用対効果を出すことができます。

例えば
広告費が10万円・新規10人・LTVが3万円の場合。
1人獲得コストが1万円で、LTVが3万円なので、ちゃんと2万円の利益を残せています。

あるいは
広告費が15万円・新規10人・LTVが1万円の場合。
1人獲得コストが1.5万円で、LTVが1万円なので、5,000円の赤字です。

これだと集客すればするほど赤字になっていきます。
あぁ、恐ろしい・・・

あなたのサロンは、ちゃんと利益が残せていますか?

12世紀のヨーロッパにて・・・

あるワイン好きの司教がローマへ向かう途中、使いの者に最高のワインを探させていました。

ある宿屋で出されたワインの味に感激した使いが興奮のあまり入口に

司教の従者

エスト!エスト!!エスト!!!
(ある!ある!!ある!!!)

「エスト! エスト!! エスト!!!」
(エスト=ラテン語の「ある」)と書き残したのが有名なイタリアワイン「エスト! エスト!! エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ」の由来です。

「エスト! エスト!! エスト!!!」は爽やかでフルーティな味と、さっぱりしたキレの良い酸味が特徴の白ワイン。
飲みやすくて美味しいですよ(^^)

いや。なんかおかしいな・・・
ワイン?
間違えちゃいましたね。。。

このセクションは「テスト!テスト!!テスト!!!」のお話でした。

失敬。
ということで本題。

何事にも失敗はつきもの

ジェフ・ベゾス

電話の対応や接客、施術や施術中の説明、会話の流れ、リピートの進め方、次回予約への誘導、お見送りの最後の一言、などなど。
サロンの中には、お客さんと接する部分だけを見ても失敗するところは山ほどあります。

でも、敗するからこそそこに気づきや発見、学びがあり改善することで、技術が向上していきます。

だから、失敗を恐れずチャレンジすることが大事。
言われるまでもなく、誰でも知っていることですよね。

でも、なぜか、、、

なぜか、集客や広告のことになると、みんな失敗を極端に恐れます。
そして、一度失敗すると、その方法を試そうとしなくなります。

例えば、チラシ集客。
一度チラシを折込やポスティングで配布して、全然集客できなかったとしたら。

「チラシって効果ないんだ・・・」

で、フリーペーパーに広告を出すけど、やっぱり集客できない。

「競合もたくさん載ってるし難しいか・・・」

みんなスマホ持ってるし、

「やっぱり、時代はネット集客だ!」

と、PPC広告を出すけど、やっぱり集客できない。

で、手詰まりになって何をしたらいいのか、わからないで途方に暮れる。。。
集客はできないし、売り上げも上がらないし、広告費を使うのが怖くなって、何もしなくなる。

そりゃ、集客できなくて当たり前ですよね。

1回や2回試したぐらいでうまくいくのなら、誰も集客に困らないし、潰れるサロンや整体院、倒産する会社なんてありません。

一度も失敗せずにうまくいくのなら、いまごろ僕だってジェフ・ベゾスぐらいの大金持ちになれてます。

完成した広告は存在しない

テストの繰り返し

例えばチラシで集客できなかった場合。
色々と要因はあります。

配布するエリア・配布するタイミング・配布方法・折り込む新聞の種類・配布部数。配布方法だけでも、すぐにコレぐらいは思いつきます。

あるいは、チラシ自体に原因があるかもしれません。

内容が分かりにくい
オファーが魅力的じゃない
ベネフィットが伝わらない
写真がイケてない
コピーがイケてない
文字が小さい
文章が読みにくい
読みにくいレイアウトやデザイン
ターゲットに向いていない

他にも細かく挙げていけばキリがありません。
それは雑誌広告やネットにもしても同じく。

広告にはセオリーがありますが、ホントに何が効果があるのかは実際にリリースするまでは分かりません。
そして、リリースしたら反応を見ながらそれぞれの要素を修正をくりかえし、少しずつ精度を高めていく。

つまりは、広告は毎回がテストの繰り返しなのです。

だから、効果の高い広告というものはあっても、完成した広告というのはありません。
見よう見まねで初めて作った広告で集客できるなら、サロンを経営してるよりも広告のディレクターに転職したほうが、よっぽど儲かります。

失敗なんかない。と思うことが大事

世界の発明王・エジソンは白熱電球を発明したときに、新聞記者にたずねられました。

記者

どうして1万回も失敗して、続けることができたんですか?

それに対してエジソンはこう答えました。

発明王

おまえ、何言うてんねん。 失敗なんかしてへんっちゅーねん!
上手くいかへん方法を1万パターン見つけただけやんけ。

なんてポジティブ!
超ポジティブ思考の発明王エジソンさんは、このあとも生涯をかけて電球の改良に取り組みました。

それが現代にまで続いて、いまではLED電球になっていますよね。

また、エジソンが発明したものでも商業的に失敗したものも、意外なほどにたくさんあります。

有名なところでは直流・交流の争いでも負けているし、録音機を仕込んだ人形は全然売れなかったし、後年にはオカルトに傾倒して幽霊探知機なんてもの作ったりしています。
もちろん、これも商業的にはしっぱいしています。

おしゃべり人形 エジソン
エジソンのおしゃべり人形。
ほぼホラー。

エジソンほどの人でも、試行錯誤を繰り返して、やっと成功にたどり着いているのです。
そして、全体的には成功しているけれども、その影には山のような失敗と試行錯誤が隠れています。

エジソンがこんだけ失敗を繰り返してんだから、凡人の僕らは(少なくとも僕は)、もっともっとチャレンジが必要です。

うまく行かなかった方法を「失敗した」と考えるのではなく、すべては「テスト」だと捉えましょう。

すべてはテスト!テスト!!テスト!!!です^_^

て、ことで、次なる質問です。

Question6

これまでに試した集客方法を分析してみてください。

情報量が限られるし、分かりやすいのでチラシがおすすめですが、これまでに出したことがなければフリーペーパーの広告や、ホームページ、PPCやポータルサイトなどネット広告でもOKです。

その広告のどこがダメだったのか。
どこが良かったのか。
次にテストするとしたらどこを変えるか
思いつく限り書き出してみましょう。

成功するために欠かせないこと

昭和から平成初期にかけて、日本の成長を支えたメーカー企業。

でもいまは中国や韓国のメーカーに追い抜かれ、凋落の一途。

特に家電系は、もう谷底です。
日本人としては寂しい限り。

でも、かつては世界中を席巻していた家電メーカーが、どうしてこんな事になってしまったのでしょうか?

中国や韓国が躍進したから?
技術が流出したから?
グローバル化が進んだから?

もちろん、それも大きな理由でしょう。
でも、あくまでも外的な要因でしかありません。

本質は内的要因にあります。

日本のメーカー企業が弱くなった理由

その最も大きなものが変化を起こせなくなったから。

戦後復興をはたした1970年以降、日本の企業(というか日本全体)は他の先進国、特にアメリカに「追いつき追い越せ」の精神で、他の国ではできないものや思いつかないものを、どんどん開発してきました。

ウォークマンは、その最たるものですよね。まさしくエポック・メイキングです

他にも

高い技術力を活かしたカラーTVやビデオなどのAV家電
省スペースで高機能な冷蔵庫や洗濯機などの白物家電

などなど。

他国のメーカにはない技術を使って、プロダクトを次々に開発し、日本のメーカーは大躍進しました。

そうした中、生まれてきたのが、「メーカーに就職できれば、一生安泰」という考え方。

皮肉にも、変化を起こし続けて揺るがない(ように思える)強さを手に入れたことで、変わることで何かを生み出そうという人よりも、安定を求める=変わりたくない人が集まるようになってしまったのです。

また、かつて大きな変化を起こした人たちも出世して役員になったり、責任ある地位についたりしていくと、会社を守るために無茶はできなくなってしまいます。
日本は多数決社会なので、安定を求める人が増えてくると色々なチャレンジはできなくなっていきます。

そうして、どんどん変化を起こせなくなり、安定的に売れるもの、安定的に売れる市場を求めてしまったことで、競争力がよわくなり、今の状況へと陥ってしまったのです。

世界は変わり続けていく

進化

さてさて、いきなり大きな話になったので戸惑ってしまいましたか?

でも、大企業だろうと中小企業だろうと個人事業だろうと、話は同じです。
どれだけ安定していても、変わり続けていかなければ、いずれは取り残されてしまいます。

なぜなら、人が変わり、社会が変わり、僕達を取り巻く世界がどんどん変わっていくから。

例えば整骨院。
20年前は開業すれば一生食べていけると言われていました。

いまは、競合が増えて競争が激化。
保険財源の圧迫からグレーゾーン請求への審査や監査も厳しくなってきたので、実費に移行する院も増えてきました。

それでも廃業する院はあとを断ちません。

あるいはアロマサロン。
20年前は競合なんてほとんどありませんでした。
だから、少し集客の勉強をすればガンガン集客できて、年収1000万円どころか、他店舗化、フランチャイズ化、スクール経営なんてもの珍しいことではありませんでした。

でも、いまは。。。
少しネットで探せば、山ほど出てきます。
それだけ競合も増えているので、症状やお悩み別にに専門特化したり、他にないサービスを組み合わせたりして差別化しないと生き残れなくなっています。

また、集客方法も変わり続けています。

20年前は、看板を出してれば集客できました。

15年前は、チラシを出せば集客できました。

10年前は、HPがあれば集客できました。

5年前は、アメブロやってれば集客できました。

いまは、SNS対応が集客の要です。

5年後は、SNSや動画、アプリ集客の重みが増してきます

10年後は・・・。
もう、どうなってるか分かりません。すみません。

たぶん、スマホやネット集客という概念が変わってると思います。
いま、世界での利用者数が20億人を超え、日本でも2,800万人が利用する、最強のSNSと言えばフェイスブック。
僕もフェイスブックを集客に使ってます。プライベートではほぼ使わないですが。

でも、そんな最強のフェイスブックでも2025年まで保たない、という見方が本国のアメリカでは強くなりつつあります。それぐらい、世界の変化は早いし、速いのです。

もし、あなたが「2~3年だけ続けられればいい」と思っているのであれば、何も変わる必要はないでしょう。

でも、5年、10年、20年といまのお仕事を続けていきたいと考えているなら、変わり続けなければ生き残っていくことはできません。

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。 チャールズ・ダーウィン 

「コノハムシ」という虫を知っていますか?

その名の通り、木の葉に擬態しきっている虫で、一見しただけでは虫がいるとは気づきません。

木の葉に擬態することを優先した結果、なんと飛ぶことすら辞めてしまいました。
※メスの方が擬態度が高く、オスは飛べます。

ダーウィンの言うように、コノハムシも全然強くないですが、「カラダを木の葉に似せる」という変化をし続けていることで、生き延びることができているのです。

そして、いまも進化の途上です。
あと1万年ぐらいしたら、もっと木の葉と見分けがつかないようになっているでしょうね。

あなたは変わり続けることはできますか?

Question7

3年後に儲かって生き残るには
あなたが年収1000万円を達成し、3年後に生き残っているためには、何を変えないといけないでしょう?
あるいは、何を変えたいですか?

例えば、いまの施術のスキルや知識をどう伸ばすか。あるいは、どんな新しい技術が必要か。
他にも、マーケティングや経営、財務関連の知識、などなど。

あなたのサロンが3年後に生き残り、かつ月商100万円を達成し続けるためには何が必要で、何を変えないといけないか。
思いつく限り、書き出してみてください。

いまの自分に何が足りないのかを知り、何を変えないといけないのかが分かれば、あとは、粛々とやっていくだけ。

まぁ、それが大変なんですけどね。。。

でも動き出さなければ何も変わりません。
それどころか、世界の変化に取り残されてしまいます。

正社員になって会社に勤めていれば安心。
という時代は終わりました。

どんなに大きな企業でも、思わぬことで経営破綻したり、倒産・買収というのも起こりえます。
また、機械化・AI化の進歩で、機械が肩代わりできる業務はどんどん人に置き換わっていきます。

スーパーのセルフレジなんて、もう珍しくなくなりました。
GUやユニクロにも無人レジが導入されてます。
自動車の自動運転が法的にも整備されれば、バスやタクシーの運転手は淘汰されていくでしょう。

他にも、会計士や税理士、弁護士、裁判官、医者、調理師などなど、専門性が非常に高い仕事もAIに置き換わると言われています。

でも、人と直接対話し、カラダに直接触れるセラピストや治療家という仕事は、まだまだ機械ではできない領域です。
おそらく、どんなに技術が進歩しても、コストや安全性、心理的な側面から考えると、あと数十年は機械に取って代わられることはないと思います。

あなたはそんな技術を身に着けているのです。

それは、とても素晴らしいことだし、これから先の時代、とても大きな強みとなっていきます。

でも、そのためには変わり続け、成長し続けないといけません。
自分のやりたい仕事を続け、あなたがあなたらしく変わらずにいるために、変わり続けることが必要なのです。

あなたが、これからもどんどん成長し多くの人の助けになっていく。
僕がその手助けになれるなら、こんなに嬉しいことはありません。

一緒に成長し続け、多くの人に健康とハッピーを届けましょう。

まとめ

では、ここで7つの質問を振り返ってみましょう。

Question1

何のために月商100万円が必要ですか?

Question2

いつまでに月商100万円を達成しますか?

Question3

あなたのサロンの、

・売上はいくら?
・新規は何人?
・リピートは何人?
・リピート率は何%?
・平均リピート回数は何回?
・客単価はいくらですか?
・新規の集客方法ごとの人数と売上はいくら?
・広告費はいくら?
・利益はいくらですか?

Question4

あなたのサロンの直近3ヶ月のLTVはいくらですか?

Question5

LTVが計算できたら、広告の費用対効果も計算しましょう

Question6

これまでに使ってきた広告のどこがダメでしたか?
どこが良かったですか?
次にテストするとしたらどこを変えますか?

Question7

あなたが年収1000万円を達成し、3年後に生き残っているためには、何を変えないといけないでしょう?
あるいは、何を変えたいですか?

マインドセットが変われば考え方が変わります。考え方が変われば行動が変わります。

そして、行動が変われば結果が変わります。

そのために、まずはこの7つの質問に答えてみてください。
ここまで、サラ~っと流してきたなら、もう一度しっかりと考えてくださいね。

最後に僕のおすすめ書籍を紹介します。

7つの習慣 という本を読んだことがありますか?
自己啓発の名著と言われ、世界中で3000万部以上売れ続けている本です。僕も何回も読んでます。
身についてるか、どうかはおいとて・・・

さてさて、新規集客がうまくいかない、リピートがうまく取れない。
でも、毎日の予約に対応するのに忙しいし、早く売上を作らないといけないから、じっくり勉強してる暇なんてない。
さっくりと使えるアイデアが欲しい!

わかります。その気持。

切れないノコギリを使い続ける木こり

森のなかで木こりが、ノコギリで木を切っています。
とても大変そうだったので声をかけると、もう5時間も木を切り続けているとのこと。
「 少し休んで刃を研いだらいかがですか?」

と声をかけると、

「 そんなヒマはない。木を切るだけで精一杯だ!!!」

と突き放されました。刃を研いだほうがもっと効果的に木を切ることができるのに……

これは「7つの習慣」 に出てくるエピソードです。

こうして他人事としてみると、さっさと刃を研いだほうが、よく切れて効率も上がるし、仕事も楽にできるのに。
と思うけど、自分の事となると難しいですよね。

7つの習慣とは

7つの習慣は、全世界で3000万部以上も売れている自己啓発書にして、成功哲学書のベストセラーです。
いまある自己啓発書の基礎になっているともいわれます。

僕もここ数年は年末から年始にかけて、読み返すようにしていて、そのたびに新しい気付きをくれる、素晴らしい本です。
それだけ僕が毎年、成長できていなという証かも知れませんが・・・

タイトルの通り、自分の高め、より良い人生を築くための「7つの習慣 」 について書かれています。

それぞれの習慣は次の通り。
※2013年に完訳版が出ましたが、旧訳版を読んでる人も多いと思うので()内に旧訳版での名称も併記しています。
僕も最初に読んだのは10年以上前なので、旧訳のほうが馴染みがあります。

[su_list icon=”icon: book” icon_color=”#f96b1d”]
  • 第1の習慣 主体的である (主体性を発揮する)
  • 第2の習慣 終わりを思い描くことから始める (目的を持って始める)
  • 第3の習慣 最優先事項を優先する (重要事項を優先する)
  • 第4の習慣 Win-Winを考える (Win-Winを考える)
  • 第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される (理解してから理解される)
  • 第6の習慣 シナジーを創り出す (相乗効果を発揮する)
  • 第7の習慣 刃を研ぐ (刃を研ぐ)
[/su_list]

この7つの習慣から、今日は第7の習慣「 刃を研ぐ」 についてご紹介します。

なんでいきなり第7やねん!とか突っ込まないように。

刃を研ぐ

「 刃」 とは人間を形作る四つの側面(肉体、精神、知性、社会・情緒)のことで、この4つを日頃から鍛えて、バランスを考えて磨いていくことで、すべての習慣が実現しやすくなると、著者のフランクリン・コヴィー博士は書いています。

そして、4つの刃を鍛えるということは、つまりは自己投資のこと。

 自分という道具に投資することが「 刃を研ぐ」 習慣なのである。自分自身を道具にして成果を出し、効果的な人生を生きるためには、定期的に四つの側面すべての刃を研ぐ時間を作らなければならない。

毎日の仕事や生活に追われていると、なかなか自己投資って目が向きません。

とくに、集客から施術、アフターフォロー、支払いや売上の管理などなど、すべて自分でしないといけない1人サロンの経営者となると、そんな時間を作りだすのも大変。

でも、わざわざ時間を割かなくても自己投資はできます。

毎日、寝る前に瞑想したり、ストレッチしたり、健康に良い食事を心がけたりすることも、立派な自己投資です。

この記事を読むのだって、ただ暇つぶしに読むのではなく、目的と課題意識を持って読めば、それだって自己投資。

もちろん、時間とお金が許すなら、セミナーや勉強会、ワークショップに参加するのもいいし、そこまでじゃなくたって本をよむぐらいはできますよね。

もし、7つの習慣をまだ読んでないなら、この本をよむことからはじめてみては?
メチャクチャ、有益な自己投資になりますよ。

ほんま、目からウロコが落ちるだけじゃなく、目ン玉まで落ちてしまうかも。

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ABOUT US
山口 稼頭也
<年収1000万サロンナビゲーター> 1975年12月27日生まれ。大阪府富田林出身。 自身、脱サラして1人整体院の開業から、様々な失敗や紆余曲折を経て約2年で年収1000万円を達成。 現在も同じ整体院を経営しながら、現場で実践済みの、すぐに役立つアイデアや解決策を活用したコンサルタントも行う。  ★詳しいプロフィールはこちら★